マイクロRNA:がん細胞を正常細胞に 末期患者の治療に応用 鳥大の研究グループが発表 /鳥取

 特定の微少物質「マイクロRNA」を加えると、悪性度の高いがん細胞が正常な細胞に変化することを、鳥取大医学部病態解析医学講座の三浦典正准教授(54)らの研究グループが突き止め、英国の科学誌電子版に発表した。治療法のない末期がん患者の治療に応用できる可能性があるという。

 三浦教授によると、人間のDNA(デオキシリボ核酸)から発生する「ヒトマイクロRNA520d... 続きを読む

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