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iPS山中教授もコメント「複数の疑義、残念に思う」

STAP論文問題 理研が中間報告

中間報告する調査委員会
STAP細胞論文の疑義に対する調査の中間報告で、モニターに映し出された画像の説明をする理研の調査委員会
Photo By 共同 

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の生みの親で2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授は14日、「研究論文などに複数の疑義が生じていることを残念に思う」とのコメントを発表した。

 理研の調査が進められている段階のため、最終的な調査結果の発表まで詳しいコメントは差し控えるとし、「今後も着実にiPS細胞技術の医学応用を実現すべく、適切な研究活動と成果の発信に努める」とした。

 ▽STAP(スタップ)細胞 さまざまな細胞になる能力がある新たな万能細胞とされる。マウスの体細胞を弱酸性の溶液に浸し、刺激を与える方法で、受精卵のような状態に戻す「初期化」ができたとして注目された。遺伝子を注入して作る万能細胞「iPS細胞」より短時間で簡単に作製できるとされ、再生医療の分野で期待が高まった。

[ 2014年3月15日 05:30 ]

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