2014年3月13日13時03分
◇東長岡支店◇
二酸化炭素(CO2)排出量ゼロを可能にした京都銀行の東長岡支店(長岡京市)の新店舗が全面開業した。1981年に開設した東長岡支店は、営業スペース拡大のため、昨年12月に新店舗へ移転し、営業を開始した。太陽光パネル設置などの工事を終えて、今月10日に式典を行った。
京都銀によると、従来の店舗のCO2排出量は年約28トンだが、同支店は全照明のLED化、自然光を屋内に取り込む「光ダクト」の採用、電気自動車の2台導入などで4割を削減。残り6割は、店舗屋上や壁面、駐車場の屋上に設置した太陽光パネルの発電でまかない、CO2排出量ゼロを可能にしたという。
高崎秀夫頭取は「先進的な店舗が実現できた。コストにもよるが今後もつくっていきたい」と話した。