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「指摘真摯に受け止め混乱おわび」3月14日 14時45分
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「STAP細胞」を巡り論文の画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されている問題で、理化学研究所は、小保方研究ユニットリーダーなど所属する共同著者が論文を取り下げる可能性について検討していることを明らかにしました。
調査委員会の会見に合わせ、小保方研究ユニットリーダーなど理化学研究所の3人の著者は、次のようなコメントを発表しました。
「STAP現象に関する私どもの論文の不備について多方面からさまざまなご指摘をいただいていることを真摯(しんし)に受け止め、そのことが混乱をもたらしていることについて心よりおわび申し上げます。本件に関して、理化学研究所で行われている調査に、今後とも迅速に応じて参る所存です。また、論文内に確認した複数の不適切または不正確な点に関しては、速やかにNatureへ報告して参りましたが、論文にこうした不備が見つかったことはその信頼性を損ねるものと著者として重く受け止め、今回の論文を取り下げる可能性についても所外の共著者と連絡をとり検討しております。今回は、経過中の調査の中間報告がなされる場であることから、書面でのコメントになりますが、適切な時期に改めて説明する機会を設け、誠意を持って対応してまいります」とするコメントを発表しました。
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