【ワシントン時事】米国務省スポークスマンは14日、談話を出し、安倍晋三首相が従軍慰安婦制度への旧日本軍の関与を認めた河野洋平官房長官談話の見直しを否定したことに対して「安倍首相の発言を歓迎する」と表明した。
同スポークスマンは、日本の過去の植民地支配と侵略を謝罪した1995年の村山談話と河野談話について「近隣国との関係改善に向けた日本の努力の重要な1章となっている」と指摘。その上で、日韓の友好関係は、両国および地域、米国にとって最善の利益だと強調した。
さらに「われわれは今後も日韓両国が対話を通して友好的なやり方で相違を克服するよう促す」と述べた。
[時事通信社]