それは、少しずれた世界線の物語 (ESSM)
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取り敢えず、EP-4が難産なので繋ぎでストック放出

うくる型艦名募集とかのアンケート継続中
活報該当項目をどうぞ



機体設定~心雷壱型-Aと付属SS

防衛省技術研究本部(TRDI)・三菱重工製
第3.9世代先進技術実証試験モデル「戦闘妖精(アサルトフェアリー)
(対外的な名称は第3.5世代概念実証機「心雷」)
世代 3.5世代
期待番号 A-21-8001
搭乗者
心雷壱型-A:御坂秋葉
TAGネーム(開発時識別ネーム)
心雷壱型-A: Ichii-Bal

共通装備
先進型推進・機動システム(AAPMS)
先進型反重力推進システム(AAPS)
(Advanced Antigravity Propulsion System)
PICをAIC等よりも高性能化し、搭乗者保護を無視し、超高速での自己の推進に用いると言う、常識から逸脱している推進システム。AAPSのみでの最高速度はM2.1(搭乗者保護リミッター動作時)
P&W/IHI FIS-130-200Jハイブリッドスラスター
巡航用のターボファンスラスターと急加速や宇宙空間行動用のロケットエンジンを組み合わせたハイブリッド型スラスター。

先進型高精度探知スキンシステム(AHpDS)
(Advanced Highly precise Detection Skin system)
特殊な炭素繊維装甲に複合型アクティブ・パッシブ式フェーズドアレイセンサーを搭載しており、性能は高濃度の火山灰降灰環境下においても高度25000mから人間1人を鮮明に識別できるほど。

Ziggurat-S2(ジグラットエスツー)
心雷シリーズ向けに開発されたフルスキン型のハイテクISスーツ。ISスーツ自体にカーボンアクチュエーター・高性能センサーや超小型スラスター等を搭載し、緊急時にIS展開無しでもある一定程度(40分)の自衛戦闘を行い、Ziggurat-S2装着者の生命を保護、そして、退避行動(時速60kmで飛行(50km:50分))をとることを前提に開発されている。(つまり、稼働時間は最低120分(非常用30分含む))
なお、緊急時における自衛戦闘前提のため、スーツ自体に搭載されている武装は、隠密性に優れたナイフやワイヤー、拳銃程度(ただし、IS武装の利用可能ではあり、 XAMWS-24等を使用可能)
高い隠密行動能力を有する為、スーツに電波などで探知されにくいステルス素材やアクティブ光学迷彩等を装備している。
スーツは防弾能力はあるが、大口径弾になると熱衝撃吸収などでは衝撃を吸収しきれず、12.7mm以上だと気絶してしまうことがある。
なお、ヘッドターミナルユニット(ZHTU)にはHMDやデータリンク装置・閉鎖型呼気循環装置・LEDサーチライトなどが組み込まれている。
また、ヘッドターミナルユニットの複合センサーとLEDサーチライト・HMD等を搭載する統合センサーヘッドのデザインが猫耳に見えるため、「ネコミミスーツ」と言われている。あと、ステルス性の関係からスーツは体のラインが出るためかなりエロい。

基本スペック
防弾能力:耐14.5x114mm弾以上
行動可能高度域(単体):10000m~深度200m
行動可能温度域:400℃(短時間)~-40℃
飛行時最高速度:500km/h
最大飛行可能時間:120分+
潜水時最高速度:45km/h
最大潜水行動可能時間:120分+
最低稼働可能時間:120分+
データリンク: SUPERBIRD B2及びLink.16 Link.4E

思考顕現装置(シンキング・リアライザーユニット:TRU)
日本の第3.5世代装備でこれにより即時全領域対応(フラッシュ・マルチロール・アクトレス)を実現している、搭乗者の周囲3~4mに「示現領域」を形成し、搭乗者の脳波を増幅し、思考を読み取り、管制システムを通して、既存の物理法則を限定的に歪めて現実世界に再現させるという半分オカルト染みた装備。
開発コンセプト「ネガイは世界を書き換える」
火力投射特化モード「mode-A」
格闘戦特化モード「mode-C」
防御・支援特化モード「mode-E」
シンクロリミッター解除モード「ASGARD」
の4つのモードが使用可能で、これらを使い分けて即時全領域対応能力を獲得している。

PSAI(パサイ:Pilot Support AI system(搭乗者補助人工知能システム))
ISコアと搭乗者とのシンクロ率上昇のために装備された人工知能。戦闘支援と搭乗者補助を目的にしており、ほぼ人と同じような思考を持つ。なお、戦闘支援時には、搭載ISを完全自律駆動することも可能。
なお、実体化が可能でよく家事の手伝いや、機体整備を手伝っている。

AI設定
識別名:ノワール(PSAI-02-01)
髪型は黒髪のツインテールで、服装はゴシック調のミニドレス。
ツインテール、黒髪、ゴスロリとかなり萌え属性が多いキャラクターデザイン(実はデザインを決める前に脳機能研総出で秋葉原でアンケートをやっていて、その結果を踏まえデザインされた。(これを聞いた本人は卒倒している。))
性格は、真面目でがんばり屋、冷酷で冷静さを装っているが、実際は寂しがり屋な一面を持つ。かなりのツンデレさん。しかも人見知りが激しく、親しい人間関係を築くのが苦手である。秋葉と雪乃及び未達研・自分の故郷(開発した)の京大脳機能研メンバー以外の人との会話は苦手だが、任務中はまともなため、問題ない。
また、戦闘時は好戦的である。
実は元々秋葉が京大時代に進めていた「P (Project)-(-)D(Deus) E(Ex) M(Machina)」の産物「疑似人格システム搭載高適応性自律型人工知能システム」をそのまま移植している。また、ノワールという名前自体は開発最初期に使われたシステム名称の略称である。
しかも開発者である御坂秋葉の思考をそのまま移植・再現しているため凄まじく頭の回転が速く、戦闘行動時などにおいて超優秀。
また、データリンクや脅威度判定システム・高性能センサー等を扱い、部隊指揮もこなせるなど、潜在的ポテンシャルはかなり高い。
また、なぜか料理をはじめとする家事スキルも異様に高い。
得意なレンジは高機動中距離射撃戦で、XCIWS-2Bの扱いはあまり得意ではないが、大火力とステルス性や高精度かつ高密度&高火力の攻撃で敵を殲滅する。また、電子戦や電子戦対抗戦能力も高い。

共通武装(心雷シリーズ基本兵装)
XCIWS-2B 試作単分子振動近接戦闘長刀(Cross In Weapon System)
日本国自衛隊が採用するCIWS-1A近接戦闘長刀の後継として開発された、刀身を特殊な合金で製造しており、単分子振動することで対人・対物切断能力を300%以上向上させた。

RGS-1 57mm自動砲システム(2門で1セット)
腰の辺りに展開される日本製鋼所製57mm自動機関砲2機、その砲ユニットを支持する高性能アームにより構成される。
目標を自動追尾し搭乗者の指示一つまたはAIの管制で即応迎撃が可能、現用戦闘艦艇のファランクスCIWSみたいなシステム。

XAMWS-24 試作新概念突撃砲(Advanced Multiple Weapon System)
PRSM加盟国のIS部隊が採用しているMWS-21(25mm突撃砲(イコライザー転用))の後継として開発された20mm機関砲と36mmリボルバーカノンを組み合わせた複合兵装システム。
砲弾数は、給弾システム等の効率化により一弾装で80発(20mm)・16発(36mm)とかなり多い。
また、銃剣の搭載が可能だったりする。
弾種
20mm砲弾
タングステン貫通芯入り高速徹甲弾(HVAP弾)
36mm砲弾
タングステン貫通芯入り仮帽付被帽徹甲榴弾(APCBCHE弾)
キャニスター弾(CANISTER弾)
粘着榴弾(HESH/HEP弾)
成形炸薬弾(HEAT弾)
汎用榴散弾(3式)

21試IS用多用途誘導弾発射機(16セル(左右のウイングに8セルづつ装備))
SGEM 超重力子効果ミサイル
AAM-4 99式空対空誘導弾
AAM-5 04式空対空誘導弾(1セルに4発搭載可)
ATAS(空対空スティンガー)(1セルに8発)
AIM-9 サイドワインダー(1セルに4発)
BGM-114 ヘルファイア(1セルに8発)
小型高機動ミサイル(1セルに36発)

機体別武装
心雷壱型-A
装備
「StarEye」高度リアルタイム空中警戒指揮システム
世界初のIS搭載型空中警戒指揮システム。EP-1B(P-1AWACS)早期警戒管制機のシステムを移植、先進スマート複合センサーの適切な配置で探知距離が890kmに達し、水上・航空目標(無論弾道弾も)を同時に4000以上追跡可能であり、搭乗者と搭載AIにより80機の要撃機と40隻までの水上戦闘艦、240発のミサイル(共同交戦能力)を管制可能

武装
XAMWS-34A 試作55口径120mm陽電子砲システム(2門で1セット)
心雷壱型が装備する遠距離殲滅用兵装。長射程・高威力の55口径120mm陽電子砲と、射撃目標との距離を計測し心雷壱型の非ハイパーセンサー依存型のFCS(火器管制装置)に情報を転送するためのレーザー測距装置を一体化して、搭載している。銃把よりも後方に薬室があるブルパップ方式。

「Black Heart」統合電子戦システム
電子戦専門機であってもつけることのないほど、強力な電子戦システム。
理論上は最大半径5km以内のすべての電子機器を制圧したりできるらしい。

防衛省技術研究本部が開発した、先進技術実証試験モデル「戦闘妖精(アサルトフェアリー)」の初号機にして、高いステルス性と長距離火力投射・総合電子指揮管制を得意とするIS。
別名「MEG-01」
主武装として55口径120mm陽電子砲を2基装備し、高い制圧力も有するだけでなく、近接武装であるXCIWS-2Bも2本装備し、高い近接戦闘力、さらには電子戦や指揮管制能力も非常に高いものを装備しているが、装甲は他の機体よりも薄いのが弱点になっている。が、「妖精(フェアリー)」の名に相応しい機動性を誇る。

評価
射撃精度:S-
投射火力:SS+
格闘戦:A+
電子戦:SS-
指揮管制:S+
防御:C+
継戦能力:S-
機動性:SS+
ステルス性:SS+



episode.0 ~心雷壱型-Aと御坂秋葉との邂逅~


あの子を、「心雷壱型」を見た時…
…私は率直に美しいと感じた。

鈍く輝き傷ひとつない漆黒の金属によって作られた、上腕を包み込む手甲、足首を覆うランディングギア兼装甲。

背中には可変ジョイントがついた、ステルス性を重視されたであろう機械的かつ幾何学的で鋭い翼と、翼と同じ形状の機械的で鋭い複合アンテナ。

背中から伸びる右側のアームには、艦砲と思しき太く長い砲身。

左側のアームに搭載した鞘には日本刀。

あまりにも無骨で、あまりにも硬質で、あまりにも力強い直線的なシルエット。

そして、全身の装甲だ。

柔らかく、ヒラヒラとした純白の布型複合センサー装甲、長い赤いネクタイ型の小型補助複合アンテナ、ややタイトなミニスカートにニーソックス、高性能複合センサーを搭載する漆黒のカーディガン型の追加装甲。

柔と剛、武骨さと美しさ、それを両立した設計に私は見とれていた。

正式名称:AFR-X-A 心雷壱型-A(mod.0B)
…日本の次期主力ISの技術蓄積と最新鋭技術のテストヘッドとして開発された彼女は、こうして御坂秋葉と邂逅した。

「…で、この機体に搭載するボトムアップ型のAIを作ればいいんですね、斎藤主任」

2020年09月08日、京都大学脳機能情報研究センターから派遣された御坂秋葉は防衛省技術研究本部を訪れていた

…その日が運命の転換点だと知らずに。

「はあ、このような特殊な案件は御坂博士のような方でないと…」

「まあ、ボトムアップ型ですと、ウチしかないですしね…N.O.I.Rを基盤として、DAP・DTPをのせ変えれば……まあいけますか」

そう、別に難しいわけじゃない。

御坂秋葉の信頼は絶対的不可能を可能にし続ける、ただその行為により勝ち取り続けた。

「すいませんDEP・DTPとは、なんでしょうか…」

「はい、Default Emotional Project(:設定前感情プロジェクトファイル)・Default Thinking Project(:設定前思考プロジェクトファイル)のことですね、はい…まあ、デフォルトで設定してある感情や思考のことです。まあ、0:0ユニット(記憶的蓄積0:精神的年齢0に回帰させた御坂秋葉と遊佐雪乃のフラクトライト)に組み込むスパイスのようなものです…あっ、この機体触れてもいいですか?」

「はあ…どうぞどうぞ」

「ああ、じゃあ失礼します…」
…心雷壱型の漆黒の装甲に触れる…
漆黒の装甲に光の波紋が広がる

…神経バス…接続

…システムチェック開始
…18

…ISCCSエラー発生、強制修復します

…29

…ISCNから強制介入を検知、防壁展開。
…逆探知 M-0からのアクセスを強制遮断…

…30

…46

…66

…83

…97

…99

…complete

…心雷壱型-A起動します。

…Hello My master…
ふとそんな声が聞こえた気がした。

心雷壱型が量子化し、私の意識が白に埋まる…

…その時、私が心雷壱型に触れていなければ…私の人生は変わらなかったかも知れない。……









…「…………!!」

…「みさかはかせ!!」…

まどろみの意識がクリアになっていく

…「御坂博士!!」…

「ううっ…はっ…、どうしました、斎藤主任」

「…御坂博士、よくあなたの状況を考えてください」

「そう言えば、少し視界が広い…えっ」

クリアになった意識は、常識はずれの答えを弾き出す。
「私…ISに乗ってる?!」
…驚愕の答えを弾き出した脳は、必死に否定要素を探しだそうとする
「そうです、御坂博士、貴方は心雷壱型を動かしたんです、つまり「御坂秋葉」は世界で初めての男性IS操縦者になったわけだ」

「はあ…えっ」

「先ほど、科学技術省に連絡したら、未踏研の香月とか言う人が御坂博士の名前を聞いて「じゃあ、連絡要員として御坂博士の幼なじみを送っておきます」って言ってたから…そろそろ着くと思うけど…」
私はふと、とあることを聞いてみる

「…すいません、何時間気を失なっていました?」

斎藤主任は言いにくそうに答える。
「…ほぼ2時間です…」

……窓ガラスが揺れだし、窓からこの建物の近くのヘリポートにUH-60JAS(サイエンスホーク)がアプローチを始めるのが見える

斎藤主任が呟く「…来ましたね」

「ええ」

上空でホバリングしたUH-60JAS(サイエンスホーク)のドアが開き、ロープを使ってラペリング(ヘリから降ろされたロープを伝って滑り降りる技術。)降下を行う、我が幼なじみ…

「すいません、御坂博士、貴方の幼なじみって何者ですか!?」
斎藤主任が驚愕しながら私に尋ねるが…
「いや…物理学者だったはずですけど…」
私は苦笑しながら答える。
「いや、普通の研究者はしませんからね…」

コンコンとドアがノックされ
「どうぞ」と斎藤主任が答えると、ドアが開き。

「失礼します、科学技術省未踏達技術域研究センターから派遣されました、遊佐雪乃研究員です。…って、秋葉、えっ、ちょっと何やっているの?!」

「わかったら苦労ないよ、遊佐」

「…斎藤主任、何で秋葉…いえ、御坂博士に、コスプレ…いえ、女装させているんでしょうか?…うらやましい…」
…はっ?…何を勘違いしているんだ雪乃…

ついでにキャラが壊れているぞ…

斎藤主任は苦笑しながら答える。
「いや、コスプレではありません。御坂博士がISの起動に成功してしまったと言うわけです。」

「…はぁっ?!、御坂秋葉は男ですよ、XY染色体持っているんですよ、動くわけないじゃないですか、えっ…ドッキリですよね、その辺にカメラマンと「ドッキリ大成功」って書いたプラカード持った人が隠れているんですよね、ここ防衛省技術研究本部ですよね、NHK辺りが今度ドッキリTVでも始めるんですか?」

雪乃は普段のクールビューティは消し飛び狼狽し始める。
ついでにネタがアレだ…古い。

「遊佐、上司から何か命令されなかった」
仕方がないから助け船を出す。
「いや、真田さんから、相模原のTRDI行って人をつれてこいとしか…って秋葉を?!」
斎藤主任は言う
「一応、こちらでも博士の気絶中に色々検査をやったんだが、結果は同じ、「御坂秋葉はISを動かすことができる」という結果が出ただけだ、じゃあ、遊佐研究員、あとは頼んだ」

若いって良いねえとか言い、主任はコーヒーを淹れに行くと言って出ていく…逃げたな…


「えーと、秋葉だよね。まずは、久しぶり、京都(K)テクノロジー(T)フォーラム(F)だね」

「まあ、おひさ~雪乃」

「と言うか、なぜにさわった?!」

「なぜにと言われても、興味と好奇心と知的探求欲と仕事の都合で」

仕事にも楽しみが必要だ、私はそう考える。

そう、御坂秋葉は、プロフェッショナルだ、脳科学の天才(スペシャリスト)にして、最先端の高適応性人工知能の開発者だ。だから、仕事と私情は分けて考え、仕事に支障がでない範囲内で、『遊び』を入れることにしている。

…はっきり言って、御坂秋葉()にもプロにはプロなり仕事の流儀がある。

この仕事(研究者)は広いようで狭い、一つの仕事で、重大なミスをおかせばその研究者に予算は降りなくなり、日本中の研究機関から相手にされなくなる。

本当は『0を1にする』・『不可能を可能する』御坂秋葉()はこれが好きだった。

これは御坂秋葉()のモットーに集約するのだが「昨日まで夢の世界だったものを、今作り出す」

はっきり言って、この仕事も最初は受ける気はなかった、けれども報酬は凄まじかった。

1)防衛省技術研究本部が保有する量子演算ネットワークシステム基幹技術の供与
2)防衛省技術研究本部が有する大規模量子演算クラスター「GEN3AI(げんない)」の24時間分の演算リソース
3)その他、装備品に関するAI開発におけるシニアアドバイザーとしての参画
4)その他、一年に700万円を上限とする研究費の補助

…こんな条件を出されては、受けざるおえない。

…量子演算ネットワークシステムは史上初めて、超低電圧かつ超低消費電力で高速かつ安定的な演算を可能とする。
電子知性体・高適応性人工知能の開発をする緒機関が垂涎する中核技術であり、京都(K)大学(U)脳機能(B)情報(I)研究センター(S)の更なる飛躍が期待できる。

GEN3AIの演算リソースも魅力的だった、世界最速クラスの2.4ZFLOPS級のHSCが1日使える…

…この年の研究者としてこの報酬は破格すぎだった…

「ふーん……まあいいや、早速だけどそれ解除して、私と一緒に科学技術省来て」
雪乃がとんでもない事を発する

「なぜ?…仕事にあるんだけど、と言うか5日間の出張で、宿もとってあるんだけど」

「いいから!! くそ兎(rubbish)に殺されたくないでしょ!」

見事なクイーンズイングリッシュと言いたいところだが…
…内容はアレである。
(rubbish=ゴミ・クソなど(イギリス英語))


そこからは大変だった、心雷壱型の解除を試みるが、なぜか待機状態になってしまうし、結局、荷物をまとめて、UH-60JAS(サイエンスホーク)が相模原のTRDIを離陸したのはそれから2時間後のこと、三鷹キャンパスに到着したときには、日が暮れていたのだった。



episode.0B ~心雷壱型-Aと御坂秋葉との邂逅~
(とりあえず終わり)
(需要があったら前日章書くかもしれません。)




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誤字脱字報告募集中

EP-4は…"アル"国が暴挙に出る兆候を見せます
(これが最大のヒント)

EP-3で秋葉がたてたフラグが物語のキーポイントになる予定です。



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