それは、少しずれた世界線の物語 (ESSM)
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part.0~設定資料集 設定資料集(艦艇編) (mod.2D)

PFG(哨戒艦)
うくる型哨戒艦(PFG-45~)
基準排水量 1,900t
満載排水量 不明
全長 104.0m
全幅 12.6m
深さ 6.0m
機関
ディーゼルエンジン 2基
SM-01Cガスタービンエンジン 2基
ウォータージェット推進
速力 30ノット以上
乗員 30名(航空要員含む)
搭載機 SH-60J/KまたはAS 332 1機
搭載挺
6.3メートル級複合型作業艇 2隻
7.9m内火艇 1隻
武装
57mm単装砲 ×1
高圧遠隔放水銃 ×2
高性能20mm機関砲 ×1
ミサイル連装発射筒(ハープーン・90式SSM・13SSM(JSSSM)用) ×2(海保モデルは平時は無搭載)
RIM-5 11連装発射機 ×1
HOS-302 3連装短魚雷発射菅 ×2
12.7mmRWS ×4
(Mk.41 VLS 8セル×1)

哨戒任務のほかに各種射撃訓練の支援の他、掃海支援、自走不能になった艦船や標的艦の曳航・消火・救難・物資輸送・離島に対する災害派遣、有事に至っては船団護衛など多目的に使用される。
建造費は海上自衛隊の艦船中で最安の35億円と海上保安庁との共用化による大量建造でコストを削減している。
また、本来はVLSは有事になったら搭載する予定だったが、有事になってから搭載するのでは遅すぎるとして、海自3番艦・海保5号艦以降は建造時から装備している。
なお、Mk41VLS 運用予定時には発射炎と高温の排気で隣接する、SSM発射筒の表面温度が急上昇するため。VLSとSSMの間にヒートシールドを設置する

DE(護衛駆逐艦(乙型駆逐艦))
沿岸防衛や、戦時における船団護衛を担当する、小型かつ快足で比較的対潜戦闘能力が重視されている。
まつ型DE(DE85~)
排水量
基準:2,700t
満載:3,900t
全長 130m
全幅 33.4m
喫水 3.8m
機関 CODLAG方式
ディーゼル発電機 4基
LM2500ガスタービンエンジン 2基
ウォータージェット推進
最高速 40kt以上
乗員 30名+航空要員
主要装備
76mm単装速射砲(ステルスシールド型) ×1
高性能20mm機関砲 ×2
Mk.41 VLS(16セル)
RIM-4A SAM
VLA SUM
35mm機関砲RWS ×4
RIM-5 11連装発射機 ×1
3連装短魚雷発射管 ×2
埋め込み型対艦ミサイル4連装発射筒(ハープーン・90式SSM・13SSM(JSSSM)用) ×2
艦載機 MV-1A/B多用途垂直離着陸機 ×2

護衛駆逐艦(DE)との扱いだが実質的に哨戒艦と駆逐艦の中間を埋める艦艇。
まつ型は様々な任務のための装備を搭載する小型の汎用水上戦闘艦として設計された。船体は三胴船(トリマラン)設計で40ノット(74 km/h)以上の速力を発揮できる。
本艦は、自衛用の最低限の装備を基本として、様々な任務に柔軟に対応するための各種装備を搭載し、総合任務パッケージシステムにより柔軟な任務に対応する。またこれらの装備は、艦のC4ISRシステムを中核として連接され、システム艦として構築される。

C4ISRシステム
海上自衛隊の新しい戦闘コンセプトであるネットワーク基板戦コンセプトに則って開発された本艦にとって、最重要の装備といえるのがC4ISRシス テムである。
戦術情報処理システムは高度にオープンアーキテクチャ化・COTS化され、多彩な任務パッケージに柔軟に対応して効率的な戦闘を実現する。これを実現するため、艦内には高度な情報基盤が整備されるほか、艦外との通信システムについても、きわめて充実している。
作戦級システムとしてはJGCSを搭載し、戦術データ・リンクとしては従来のリンク 11および新しいリンク16を搭載、特殊用途のS-TADIL Jにも対応する。また、FCS-3リンクにも対応する予定である。
レーダーとしては、比較的高性能なOPS-50多機能レーダーを搭載する。
また、ソナーについても、LCS等と比べれば高性能な物となっている。

標準装備
本艦は、FCS-3Bに準じた僚艦防空システムを搭載する。
主砲として、オートメラーラ社の76mm単装速射砲を前甲板に1門装備する。この砲は、高発射速度・長射程の中口径速射砲であり、優れた対空・対水上火力を提供する。なお、この砲は海上保安庁巡視船でも採用されている。
ミサイルはVLSにRIM-4AとVLAを、GMLSにRIM-5を搭載し優れた対空火力と対潜火力を有する。
また近接戦闘用としては高性能20mm自動機関砲や遠隔操作35mm自動機関砲システムを搭載する。

任務パッケージシステム
飛行甲板下には、1000平方メートルの多目的区画が配置されており、機雷戦システムなどを追加搭載した場合、 それらの任務パッケージを装備できるほか、輸送任務時には、15式装甲戦闘車などを収容することもでき、右舷後端にRORO用ランプが設置されている。また、この区画の後端には、複合型高速艇や15式装甲戦闘車などを迅速に発進・回収可能な、ウェルドックとマルチ・レール・システムが設置されているが、これは機雷敷設にも対応している。

安くて・高性能・少人数で運用可能(通称:速い・安い・旨い)と3点揃った艦艇で、諸外国への輸出も盛ん。(主に台湾・フィリピン等の東南アジア地域)



DDG(ミサイル駆逐艦(丙型駆逐艦))
連合艦隊の中核ユニットで、高性能なセンサーとミサイル兵装を使いあらゆる任務に対応する。

むらさめ型ミサイル駆逐艦(DDG101~DDG118)
基準排水量 4950t
満載排水量 6600t
全長 151.0m
幅 17.4m
深さ 10.9m
喫水 5.3m
機関 COGAG方式
LM2500 ガスタービンエンジン 4基
最大速力 30kt以上
船型 平甲板型(遮浪甲板型)
乗員 約130名
主要装備
65口径127mm単装速射砲×1
Mk41VLS(32+16セル)
SM-2MR(SAM(RIM-4の開発遅延により、RIM-4A就役までの繋ぎとして配備))
RIM-4A(SAM)
RIM-4B(ABM)
菊花(CM)
VLA(SUM)
高性能20mm機関砲(CIWS)×2
エリコン35mm単装機関砲RWS×4(CIWS兼用)
RIM-3 22連装発射機(CIWS)×2
ミサイル4連装発射筒(ハープーン・90式SSM・13SSM(JSSSM)用) ×2
3連装短魚雷発射管×2
艦載機
SH-60J/K哨戒ヘリコプター ×2
武器システム
FCS-2-31ER(×3)(就役時)
FCS-3A(FCリンク対応)
注約
RIM-4AはRIM-4A-4Eクアッドパッケージにより1つのセルに4発装備されるため弾数は、セル数よりも多くなる。
01番艦 DD-101→DDG-101 むらさめ
02番艦 DD-102→DDG-102 はるさめ
03番艦 DDG-103 ゆうだち
04番艦 DDG-104 きりさめ
05番艦 DDG-105 いなづま
06番艦 DDG-106 さみだれ
07番艦 DDG-107 いかづち
08番艦 DDG-108 あけぼの
09番艦 DDG-109 ありあけ
10番艦 DDG-110 しまかぜ
11番艦 DDG-111 はたかぜ
12番艦 DDG-112 やまかぜ
13番艦 DDG-113 いそかぜ
14番艦 DDG-114 かわかぜ
15番艦 DDG-115 さわかぜ
16番艦 DDG-116 すずかぜ
17番艦 DDG-117 しらつゆ
18番艦 DDG-118 しぐれ

途中からたかなみ型と平行しながら、9年近く建造されたため10番艦「しまかぜ」以降をしまかぜ型と称す場合がある。

標準的弾数(無論、各任務時により変動はある)
種類/総弾数/前部VLS装弾数/後部VLS装弾数
RIM-4A/80発(20セル)/56発(14セル)/24発(6セル)
RIM-4B/8発(8セル)/4発(4セル)/4発(4セル)
菊花/6発(6セル)/4発(4セル)/2発(2セル)
VLA/14発(14セル)/10発(10セル)/4発(4セル)

本型は、海上自衛隊の第3世代ミサイル駆逐艦である。 船体はステルス性を考慮して設計されており、また新型装備対応かつ将来新鋭機器の搭載に備えて大型化しているため、機関も強化されている。
レーダーやソナーコンピューター、さらにミサイル兵器も全面的に刷新された。また、大戦期に大量建造された「秋月型対空駆逐艦」を代替した1960年以降10年にも渡り48隻建造された傑作駆逐艦「うみねこ型対空駆逐艦(DDA)」さらには、1965年から8年にも渡り24隻建造された日本初の艦隊防空誘導弾搭載の量産型ミサイル駆逐艦(それ以前に艦隊防空誘導弾搭載の駆逐艦は試験艦的意味合いの強かった「しまかぜ型駆逐艦「しまかぜ」」しかいなかった。)「たかつき型多目的駆逐艦(DDM)」の大量退役にともなう連合艦隊の艦艇不足に対応するため、大量建造された本級と本級の拡大発展強化型である、たかなみ・あきづき型量・質共に連合艦隊の主力艦である。
本型は、兵装面ではあさぎり型DDGを基本的に踏襲しているが、ミサイル兵装は垂直発射化され、兵装システムは驚異度判定から攻撃指令まで全自動・フルデジタル処理・光多重回線化されており、即応性と抗堪性(EMP耐性)が向上している。ま た、電子装備も強化されており多機能レーダーとしては、OPS-24B多機能フェーズドアレイレーダーが使用されているのをはじめとして、戦闘システムも全面的に刷新されており、特に対潜戦闘システムについては、新鋭艦のおおよど型と遜色ない。FCS-2ERシステムのFCS-3Aへの更新改修も全艦に行われている。

たかなみ型ミサイル駆逐艦(DDG119~DDG136)
諸元
排水量
基準 5,600t
満載 7,900t
全長 150.5m
全幅 18.3m
深さ 10.9m
吃水 5.4m
機関 COGAG方式
LM2500 ガスタービンエンジン 4基
最大速力 30kt以上
船型 平甲板型(遮浪甲板型)
乗員 約130名
主要装備
65口径127mm単装速射砲×1
Mk41VLS(48+24セル)or(48+32セル)
RIM-4A(SAM)
RIM-4B(ABM)
トマホーク(CM)
菊花(CM)
VLA(SUM)
高性能20mm機関砲(CIWS)×2
RIM-5 22連装発射機(CIWS)×2
ミサイル4連装発射筒(ハープーン・90式SSM・13SSM(JSSSM)用) ×2
エリコン35mm単装機関砲RWS×4(CIWS兼用)
3連装短魚雷発射管×2
艦載機
SH-60J/K哨戒ヘリコプター ×1
MV-1A/B多用途垂直離着陸機 ×1
武器システム
FCS-2-31ER(SM-2管制用(就役時))
FCS-3A(総合火器管制)

注約
RIM-4Aはクアッドパッケージにより1つのセルに4発装備されるため弾数は、セル数よりも多くなる。

01番艦 DDG-119 たかなみ
02番艦 DDG-120 おおなみ
03番艦 DDG-121 まきなみ
04番艦 DDG-122 さざなみ
05番艦 DDG-123 すずなみ
06番艦 DDG-124 いそなみ
07番艦 DDG-125 あやなみ
08番艦 DDG-126 ながなみ
09番艦 DDG-127 きよなみ
10番艦 DDG-128 たまなみ
11番艦 DDG-129 ふじなみ
12番艦 DDG-130 はやなみ
13番艦 DDG-131 おきなみ
14番艦 DDG-132 きしなみ
15番艦 DDG-133 むらくも
16番艦 DDG-134 かざぐも
17番艦 DDG-135 ゆうぐも
18番艦 DDG-136 あさぐも

途中、むらさめ型・あきづき型と平行して9年に渡り、建造されたため15番艦 (DDG-133) 「むらくも」以降の建造艦をむらくも型と呼称する場合がある。(装備はあきづき初期ロット艦に準じているため)

たかなみ型前期型
標準的弾数(無論、各任務時により変動はある)
種類/総弾数/前部VLS装弾数/後部VLS装弾数
RIM-4A/104発(26セル)/64発(16セル)/40発(10セル)
RIM-4B/10発(10セル)/4発(4セル)/6発(6セル)
菊花/8発(8セル)/4発(4セル)/4発(4セル)
VLA/12発(12セル)/8発(8セル)/4発(4セル)

たかなみ型後期型(むらくも以降)
標準的弾数(無論、各任務時により変動はある)
種類/総弾数/前部VLS装弾数/後部VLS装弾数
RIM-4A/104発(26セル)/64発(16セル)/40発(10セル)
RIM-4B/30発(30セル)/20発(20セル)/10発(10セル)
菊花/8発(8セル)/4発(4セル)/4発(4セル)
VLA/16発(16セル)/8発(8セル)/8発(8セル)




本型は海上自衛隊第4世代ミサイル駆逐艦である。あらゆる面で第3世代のむらさめ型の発展型であるが、ミサイル兵装や、CICに設置されているコンピューターやデータリンクなどがむらさめ型より充実しており、船体はむらさめ型を元としているため外見など類似しているが、兵装の変更による艦内構造の変更など細部ではかなり変更が施されており、基準排水量は むらさめ型より増加している。
1965年から8年にも渡り24隻建造された日本初の艦隊防空誘導弾搭載の量産型ミサイル駆逐艦(それ以前に艦隊防空誘導弾搭載の駆逐艦は試験艦的意味合いの強かった「しまかぜ型駆逐艦「しまかぜ」」しかいなかった。)「たかつき型多目的駆逐艦(DDM)」の大量退役にともなう連合艦隊の艦艇不足に対応するため、大量建造された本級と本級の前級であるむらさめ型と本級の拡大発展強化型である、あきづき型が量・質共に連合艦隊の主力艦である。
新型の射撃指揮装置であるFCS-3を搭載し、従来艦をはるかに上回る防空能力を備える計画だったが終末アクティブ誘導艦対空ミサイル(RIM-4A)の開発の遅延のため、FCS-3とFCS-2ER・SM-2MRを組み合わせたシステムが搭載されていた。ただし、予算に大きな制約が課せられていたため、船体は新規での開発ではなく、先行するむらさめ型の設計に準じることとなった。
後に、むらさめ型と共にFCS-3Aにアップデートされ、さらに防空能力が強化されている。
主砲はより高性能の65口径127ミリ単装速射砲(4型)が搭載されたほか、コンピューターの処理能力は強化され、高速化された新しい戦術データ・リンクにも対応している。
航空機の運用能力も強化されているほか、前級と同様に、船体設計にあたってはステルス性が重視されている。



あきづき型ミサイル駆逐艦(DDG137~)
性能諸元
基準排水量 6,600 t
満載排水量 8,800 t
全長 155 m
全幅 18 m
喫水 9.3 m
機関
COGAG方式
LM2500 ガスタービンエンジン(27,000hp) 4基
2軸推進
最大速力 32kt以上
乗員 140名
主要装備
65口径127mm単装速射砲(4型)×1
Mk41VLS(48+32セル)
(なお、中期建造艦にからは後部に16セル増加の、(48+48編成))
RIM-4A(SAM)
RIM-4B(ABM)
SM-6(SAM)
トマホーク(CM)
菊花(CM)
VLA(SUM)
高性能20mm機関砲(CIWS)×2
RIM-5 22連装発射機(CIWS)×2
埋め込み型対艦ミサイル4連装発射システム(ハープーン・90式SSM・13SSM(JSSSM)用) ×2
エリコン35mm単装機関砲RWS×4(CIWS兼用)
3連装短魚雷発射管×2
装甲 要所のみ(耐127mm以上)
艦載機
SH-60J/K哨戒ヘリコプター ×1
MV-1A/B多用途垂直離着陸機 ×1

本型は海上自衛隊第5世代ミサイル駆逐艦である。あらゆる面で第4世代のたかなみ型や第3世代のむらさめ型の発展系であるが、ミサイル兵装や、CICに設置されているコンピューターやデータリンクなどがたかなみ型より充実しており、船体はむらさめ型を元としているが、ステルス性の向上を目的とした複合材性エンクローズドマストや埋め込み型対艦ミサイル発射装置等の採用、新型のマルチバンド多機能レーダー「OPS-50A」や新型の戦術情報処理装置の採用などにより外見はかなり変化している。
(筆者よりイメージとしては19DD先進案)
本級は、ロー・コンセプト艦として設計されたまつ級護衛駆逐艦より、ハイ・コンセプト艦として設計されたおおよど級イージスミサイル巡洋艦に近い、中等コンセプト(Mid-Mix)艦である。すなわち、攻勢的な対地攻撃力を担うトマホーク・菊花と、卓越した対空・対艦・対潜戦闘能力を実現するとともに強力にして(比較的(イージスシステムよりは安価))高価なFCS-3AやOPS-50を装備しており、また、上部構造物を全鋼製としたり、重要区画を分散配置するなど、残存性に十分配慮している一方で、ダメージコントロール性などがおおよど級に劣っているといった弱点がある(これは、はつつき以降の建造艦は改善)。


ミサイル巡洋艦(CG)
おおよど型イージスミサイル巡洋艦(CG-25~CG-54)
性能諸元
排水量
基準:17,900t-※建造時期、装備によって異なる
満載:19,900t-23,900t※建造時期、装備によって異なる
全長 236.0m
全幅 24.0m
吃水 9.5m
建造期間 1985~1999
就役期間 1987~現在
機関
COGAG方式
LM2500 ガスタービンエンジン(25,500PS) 8基
推進器 2軸
最大速力 33ノット以上
乗員 300名
艦名 河川名なお、一番艦名は1944年から1959年まで連合艦隊旗艦を勤めた、大淀型軽巡「大淀」に由来する。

兵装
65口径203mm単装速射砲 ×2
65口径127mm単装速射砲 ×2
35mm単装機銃RWS ×4
20mmCIWS ×2
M2 12.7mm単装機銃 ×4
Mk.41 mod.0J VLS (72+72セル)
スタンダードSM-2ER SAM
スタンダードSM-3 ABM
スタンダードSM-6 SAM/ABM
RIM-4A SAM
VLA SUM
07SUM SUM
菊花 CM
トマホーク CM
ミサイル4連装発射筒(ハープーン・90式SSM・13SSM(JSSSM)用) ×4
3連装短魚雷発射管 ×2
戦術指向性高エネルギー砲(TEL) ×2
(↑ゆうばり及び更新艦のみ)

装甲 特殊軽量複合装甲
舷側装甲厚 98mm~142mm
VLS区画装甲厚 127mm
水平装甲厚 68.9mmの主装甲+21.1mmの弾片防御甲板

艦載機
SH-60J/K LAMPSヘリコプター ×3
または
MV-1A/B多用途垂直離着陸機 ×2
+
MQH-01 多目的無人汎用哨戒ヘリ ×2

C4I(未更新艦)
USQ-119 GCCS-M
NTDS mod.4J/5J (リンク4A/11/14/16)
Mk.7 AWS (Mk.99 ミサイルFCS×4)
AN/SQQ-89 (Mk.116 水中FCS)
FCS-2-21 (8・5インチ砲用) ×2
SCMC-1C (菊花CM用)
SWG-1 HSCLCS (RGM-84用)
C4I(更新艦)
USQ-119 GCCS-M
NTDS mod.4J/5J(ベースライン.10) (4A/11/14/16)
Mk.7X NAWS (Mk.99 ミサイルFCS×4)
AN/SQQ-89A(V)(Mk.116 水中FCS)
FCS-3AG-21 (8・5インチ砲用) ×2
SCMC-1D (菊花CM用)
SWG-1 HSCLCS (RGM-84用)

レーダー(未更新艦)
AN/SPY-1A/B 多機能レーダー (4面) ×1
AN/SPG-62 ミサイル射撃指揮レーダー (Mk 99 FCSのサブシステム) ×4
FCS-2-21 8・5インチ砲射撃管制レーダー ×3
OPS-28D対水上捜索・低空警戒レーダー ×1
OPS-20航海レーダー ×1
レーダー(更新艦)
AN/SPY-5A デュアルバンド(S/X)多機能レーダー (4面) ×1
AN/SPG-62 ミサイル射撃指揮レーダー (Mk 99 FCSのサブシステム) ×4
FCS-3AG-21 8・5インチ砲射撃管制レーダー ×3
OPS-28E対水上捜索・低空警戒レーダー ×1
OPS-20航海レーダー ×1

ソナー
OQS-102艦首ソナー
OQR-2 戦術曳航ソナー

電子戦・ 対抗手段
NOLQ-2 統合電子戦システム
曳航型対魚雷デゴイ
投射型対魚雷デゴイ(更新艦のみ)
Mk 36 SRBOC チャフ・フレア展開装置
15式10連装対ミサイルデゴイ垂直発射装置(更新艦のみ)


おおよど型イージスミサイル巡洋艦は、日本国海上自衛隊が保有する量産型イージスミサイル巡洋艦。
巨大な艦体にイージス武器システムと強力な砲を併せ持ち、重要箇所には対艦ミサイルや8インチ砲の直撃にも耐えうる装甲を持っており、沖縄事変の時には中国海軍の対艦ミサイルを3発命中しても、なお戦闘を続けるなどの逸話がある。(米海軍によると「おおよど型を沈めるのにハープーン48発以上必要」)
火力・対空性能共に世界最強のイージス艦(対空性能はタイコンデロガ級と同等だが、明らかに火力・防御力はおおよど型が上(←これは、タイコンデロガ級がスプルーアンス級ベース(7,000t(5インチ砲×2・装甲なし))なのに対し、おおよど型は、おおやま型ミサイル巡洋艦ベース(14,000t(8インチ砲×2・5インチ砲×2・装甲あり))であり、ほぼ同じシステムの搭載でも、もともとかなりの余裕があった事が大きい))。
防御面では、従来の装甲の65%の重量で約1.3倍の装甲厚と同等の防御力を誇る特殊軽量複合装甲を採用し、舷側装甲は98mmから最大142mmの厚さを備え、又艦首と艦尾のVLS防御区画は127mmの装甲を持つ。水平装甲として68.9mmの主装甲に加えその上部に21.1mmの弾片防御甲板を施した。
なお、現在30隻が就役中で、準同型艦が中華民国海軍が6隻、オーストラリア海軍で2隻、アメリカ海軍で2隻就役中(DDG-1000との評価試験目的)
現在、おおよど型18番艦までに次期イージスシステム改修工事が行われ、防空能力が大幅に向上している。(同様の工事はタイコンデロガ級・新高級(台湾)などにも行われている)
なお、144セルのVLSはほとんどが対空・対弾道弾誘導弾で埋まっており、菊花・07SUM等のSCM・SUMの搭載は4発づつ。
また、おおよど型の装備する65口径203mm単装速射砲は高性能ロケット補助推進誘導砲弾を使った場合、255000mという長大な射程を誇り、実戦においてSSMを使わずに203mm単装速射砲の全力射撃(20発/分×2)で敵艦を撃沈するなどの武勲をあげており。海自内の大艦巨砲主義者がごり押しして付けた8インチ砲(当初は前代の大淀同じく155mm連装速射砲2基・長10サンチの後継である65口径127mm単装速射砲2基という計画だった。)が以外と活躍している。
また、公称速力に関してはブラフで実際は39ノット+程度とされる。
なお、豆知識として、ジェーン年鑑では「巡洋戦艦」という分類になっている。これは、戦艦の定義として
1)建造時に開発・製造・搭載可能な最大の大砲(主砲) を搭載している。
2)自艦に搭載した主砲弾の被弾に耐えられる装甲を有している。
で、1にも2にも当てはまっていたため。
なお、海上自衛隊上の区分は艦首に菊花紋章が付いているため「軍艦」および「1等巡洋艦」である。


艦名
01番艦 CG-25 おおよど
02番艦 CG-26 によど
03番艦 CG-27 ながら
04番艦 CG-28 いすず
05番艦 CG-29 ゆら
06番艦 CG-30 きぬ
07番艦 CG-31 あぶくま
08番艦 CG-32 せんだい
09番艦 CG-33 じんづう
10番艦 CG-34 なか
11番艦 CG-35 かこ
12番艦 CG-36 くま
13番艦 CG-37 たま
14番艦 CG-38 きたかみ
15番艦 CG-39 おおい
16番艦 CG-40 きそ
17番艦 CG-41 あがの
18番艦 CG-42 のしろ
19番艦 CG-43 やはぎ
20番艦 CG-44 さかわ
21番艦 CG-45 てんりゅう
22番艦 CG-46 たつた
23番艦 CG-47 もがみ
24番艦 CG-48 みくま
25番艦 CG-49 すずや
26番艦 CG-50 くまの
27番艦 CG-51 とね
28番艦 CG-52 ちくま
29番艦 CG-53 ゆうばり
30番艦 CG-54 ゆうべつ

ヘリコプター搭載大型巡洋艦(CH)
ひゅうが型ヘリコプター搭載大型巡洋艦
基準排水量:20,500t
満載排水量:29,900t
全長:260m
全幅:42m
機関:COGAG方式
LM2500 ガスタービンエンジン(27,000hp) 4基
2軸推進
最大速力 30kt
乗員 240名
主要装備
Mk41VLS(32セル)
RIM-4A(SAM)
RIM-4B(ABM)
VLA(SUM)
高性能20mm機関砲(CIWS)×3
RIM-5 22連装発射機(CIWS)×2
エリコン35mm単装機関砲RWS×4(CIWS兼用)
ミサイル4連装発射筒(ハープーン・90式SSM用)×2
3連装短魚雷発射管×2
搭載機
SH-60J/K哨戒ヘリコプター ×4
MCH-101掃海輸送ヘリコプター ×4
MV-1A/B多用途垂直離着陸機 ×4
MV-22J多用途戦術輸送機 ×4
(その他CTOL(カタパルトがないので着艦のみ(カタパルト搭載スペースがあるので有事には搭載可能))・STOL(F-35B)・VTOL機が発着艦可能)

日本国海上自衛隊が保有する、ヘリコプター搭載大型巡洋艦(つまり、ヘリ空母)。ただしこの船は独立した対空・対潜・対艦戦闘能力を持ち、この事を根拠に防衛省は巡洋艦として扱っている。
艦名
01番艦 CH-11 ひゅうが
02番艦 CH-12 いせ


航空母艦(CV)
そうりゅう級通常動力軽航空母艦(そうりゅう級CVL)
性能諸元
排水量
基準:48,500 t
満載:71,000 t
全長 298 m
全幅 57 m
吃水 10.9 m
機関
統合電気推進方式
IHI GT-7000S 高効率ガスタービン発電機 4基(60MW×4)
三菱重工業製ディーゼルエンジン 2基 (11 MW (16,500 hp)×2)
常温超電導電動機 2基(最大80MW以上×2)
2軸推進
最大速力 31ノット
航続距離 10,000海里
乗員
操艦:350名
航空要員:650名
航空機運用方式 CATOBAR方式
航空機運用設備
エレベーター ×3
電磁式カタパルト ×3

兵装
高性能20mm自動機関砲(CIWS) ×3
エリコン35mm単装機関砲RWS(CIWS兼用) ×4
Mk41 VLS (16セル)
RIM-4A
VLA
HOS-302短魚雷発射管 ×2

搭載機
F/A-2E/F ×16
F-14EJ ×16
MV-1A/B多用途垂直離着陸機 ×4
EV-1 ×4(MV-1A/B多用途垂直離着陸機の早期警戒型)またはE-2C/D ×3
MV-22J ×4
搭載挺
LCAC 2隻
最大搭載能力
兵員 1900名(目安: 中央即応集団(JGSDF-CRF)一個戦闘団(CU)または、海上自衛隊特別陸戦隊(JMSDF-SAG)一個戦闘群(CU))
10式戦車 5輌
15式機動戦闘車 10輌
96式装輪装甲車 20輌
各種トラック・補給車・支援車 40輌
155mm榴弾砲 6門

艦名
01番艦 CVL-13 そうりゅう
02番艦 CVL-14 うんりゅう
03番艦 CVL-15 ひりゅう
04番艦 CVL-16 けんりゅう
05番艦 CVL-17 こくりゅう
06番艦 CVL-18 げいりゅう

日本国海上自衛隊の軽空母・強襲揚陸艦・指揮艦で強襲揚陸作戦から航空作戦までありとあらゆる任務を行うことを前提に建造された。
元々、冷戦集結と共に海上自衛隊の6・4艦隊(空母6・戦艦4隻を主力とする艦隊)計画は縮小を迫られ、あかぎ型5・6番艦の調達中止、大和型「しなの」・「かい」の早期退役、コスト削減のため「あかし型CGAX(ミサイル打撃巡洋艦)」、イージスDDX(次期イージスミサイル駆逐艦)の調達計画は中止され、海上自衛隊の航空戦力の維持を目的に新世代空母計画「CVX-2000」計画がスタート。
なお、その時の計画骨子は、
1)最低限既存の航空戦力の運用能力を確保(CATOBAR方式)
2)航空機運用能力だけでなく強襲揚陸等の他任務にも対応(艦船のマルチロール化)
3)最新鋭技術の導入により、省力化、人件費や維持経費の削減
4)将来の技術発展を見込んだ余裕ある設計。

そこで海上自衛隊作戦部と造船各社が出した案は
1)STOBAR方式
搭載予定機
F/A-2C/D改(×32)
E-2C改(×4)
SH-60J(×4)
利点
在来の機体を運用でき、STOVL機よりも優れた機体を運用できる。
CATOBAR方式よりも運用効率が高い。
カタパルトが要らず、安い
欠点
運用ノウハウがない。
F-14系統が発艦できず、対空能力が不安。
F/A-2やE-2等の既存機の改造コストがバカにならない。
将来にわたり高い拡張性が見込めない。
国民の反応は「カッコ悪い」

2)CATOBAR方式
搭載予定機
F-14CJ(×16)
F/A-2C/D(×16)
E-2C(×4)
SH-60J(×4)
利点
F-14CJまたはF/A-2C/Dの運用に適し、高い搭載能力と将来にわたり高い拡張性を見込める。
航空機・航空母艦共に従来の経験が活用でき、技術上のリスクを減らす事ができる。
欠点
運用費が高い。

3)STOVL方式
搭載予定機
BAe ハリアー II (×42)
EH-47(仮称:×4)
SH-60J(×4)
利点
蒸気カタパルトとアレスティング・ワイヤーを必要 とせず、安い。
汎用性が高い。
VSTOL機なので機体が小さく搭載機数を増やせる。
欠点
STOVL技術の運用経験がない。
将来にわたり高い拡張性が見込めない。
ハリアーがのろい。
ハリアーの対空戦闘能力では不安。
新規機材を導入するためコストがバカにならない。

の3案で、新規機体の導入コスト・国民の意見・作戦時の優位性などを考慮し、CATOBAR方式に決まった。
維持管理コスト、艦船の多任務対応能力などから、「軽空母の完成形」等と言われる。
単艦で対空・対潜戦闘を行える(DEに匹敵)だけの武装とC4Iシステムを備える。(なお、艦隊旗艦となりFCS-3ハイパーリンク・共同交戦能力を使い、各艦の攻撃目標の統制や自動配分も可能)

あかぎ型通常動力型航空母艦
基準排水量:66,300t
満載排水量:89,000t
全長:328,3m
全幅:78,5m
機関
レシプロタービン方式(建造時)
IHI/WHE蒸気タービン 4基
高圧ボイラー8缶
廃熱回収発電システム 2基(8MW)
COGLAG方式(2011FRAM後)
IHI GT-7000S 高効率ガスタービン発電機 4基
IHI GT-7000G 高効率ガスタービンエンジン 4基
廃熱回収発電装置 4基(12MW×4)
常温超電導電動機 4基(50MW×4)
出力:287,500hp→528MW
最大速力:30nt以上
乗員数
運用人員 760名
(内女性 380名)
飛行科 980名
司令部要員 200名

武装
(建造時)
シースパロー短SAM発射機 ×2
高性能20mm自動機関砲(CIWS) ×3
ボフォース70口径40mmRWS(Remote Weapon System)(CIWS) ×4
HOS-302 ×2
(2011FRAM後)
Mk.41 VLS(24セル)
RIM-4A
VLA
高性能20mm自動機関砲(CIWS) ×3
ボフォース70口径40mmRWS(Remote Weapon System)(CIWS) ×4
HOS-303 ×2
RIM-5 21連装発射システム(CIWS) ×2

搭載機
F-14EJ 戦闘攻撃機 ×32
F/A-2E/F戦闘攻撃機 ×32
E-2C/D早期警戒機 ×4
MV-1A/B多用途垂直離着陸機×6
CH-53E 輸送ヘリコプター ×2

航空運用設備
蒸気式カタパルト→電磁式カタパルト(いずれも4基)
エレベーター 4基

現在運用されている世界最大の通常動力型航空母艦。海上自衛隊の中核をなし、主任務は搭載する航空機により、敵艦隊や航空部隊を日本本土から遠く離れた場所で殲滅する事及び敵本土に対する「菊花」(航空機発射巡航ミサイル)や通常爆弾による攻撃など。
現在、後継艦建造計画となる「CV-X計画艦(しょうかく型正規空母)」が建造中で、遅くても2040年台半ばには全艦第一線からは外れ、保管艦や練習艦に切り替えられる予定

01番艦 CV-30 あかぎ
02番艦 CV-31 あまぎ
03番艦 CV-32 かが
04番艦 CV-33 とさ
(5・6番艦は建造中止)
05番艦 (YCV-34:1258艦)
06番艦 (YCV-35:1259艦)

ミサイル戦艦(BBG)
やまと型
性能諸元
排水量
基準(就役時) 64,000t
基準(1999年FRAM後) 69,900t
満載(就役時) 72,809t
満載(1999年FRAM後) 79,900t
全長 264.0m
水線長 256.0m
全幅 38.9m
公試吃水 10.4m
機関:COGLAG方式
IHI GT-7000S 高効率ガスタービン発電機 4基
IHI GT-7000G 高効率ガスタービンエンジン 4基
廃熱回収発電装置 4基(12MW×4)
常温超電導電動機 4基(58MW×4)
4軸推進
出力:528MW
最高速度:33,5nt
乗員:1200名(内女性乗員250名程度)
兵装
89式55口径460mm主砲3連装 ×3
65口径203mm単装速射砲 ×4
65口径127mm単装速射砲 ×4
59式25mm5銃身機関砲システム(4型) ×8
高性能20mm機関砲×6
Mk41VLS 64セル 2基(前部甲板1基・後部甲板1基)
Mk41VLS 32セル 4基(両舷VLS防護システム内 2基づつ)
SM-6 SAM
07SUM SUM
RIM-4A SAM
RIM-4B ABM
90式艦対艦誘導弾4連装装甲発射機 ×4
菊花艦対地巡航誘導弾3連装装甲発射機 ×4
RIM-5 21連装発射機 ×4
艦載機
SH-60J/K ×4
MV-1A/B多用途垂直離着陸機 ×2
同型艦:むさし・しなの・かい

大日本帝国海軍が建造し、帝国海軍の後継たる海上自衛隊が運用する世界最大(空母を除く)の水上戦闘艦艇、度重なる改装で常時一線級の戦闘力を維持し続けており、海上自衛隊の象徴として国民に愛されている。(観艦式においては毎回、天皇陛下の座乗艦として選ばれているし、2014年FRAM前の一般公開では14日でのべ68万人が押し寄せた。)
現在では、広域艦隊防空と対水上戦闘(無論砲撃)、対地支援砲撃などを担う艦で第一・第二艦隊の旗艦を勤めている。
これも、後継艦となる「BBG-X(次期ミサイル戦艦)計画」が始まっており。遅くても2050年台には全艦退役する見通し。

攻撃型原子力潜水艦 SSN
伊900型攻撃型原子力潜水艦(愛称:かじき型)
性能諸元
排水量
水中:7,900t
全長 115.0m
全幅 10.4m
機関
原子力電気推進(40,000 hp)
東芝 PS-120型圧水型原子炉 1基
特殊冷却発電装置 1基
蒸気タービン発電機 2基
電動機 スクリュー 1軸
電池 リチウムイオン二次電池
速力
公表値:水中23ノット
推定値:水中33ノット
乗員 56名
兵装
533mm水圧式魚雷発射管 6基
15式魚雷
89式魚雷
ハープーン級対艦ミサイル
各種機雷
菊花 潜水艦発射巡航ミサイル
トマホーク 潜水艦発射巡航ミサイル
同型艦
伊900(block.0)
伊901
伊902
伊903
伊904
伊905
伊906
伊907
伊908
伊909(block.2)
伊910
伊911
伊912
伊913
伊914
伊915
伊916(block.3)
伊917
伊918
伊919

伊920型攻撃型原子力潜水艦(愛称:改かじき型)
性能諸元
排水量 7,450トン(水中)
全長 99.0m
全幅 11.3m
機関
原子力電気推進
東芝 PS-130型圧水型原子炉 1基 (50,000 hp)
特殊冷却発電装置 1基
蒸気タービン発電機 1基
超電導電動機 1基
スクリュー 1軸
電池 レドックス・フロー電池(2.2MW)
速力
公表値:水中25ノット
推定値:水中37ノット
(熱電発電と電池のみの無音航行時:14ノット)
乗員 42名
兵装
533mm水圧式魚雷発射管 6基
15式魚雷
ハープーン級対艦ミサイル
各種機雷
菊花 潜水艦発射巡航ミサイル
トマホーク 潜水艦発射巡航ミサイル
など最大42発

伊920型原子力潜水艦 (I-920 Type submarine)は、日本国海上自衛隊の最新型の攻撃型原子力潜水艦。
伊900型に比べ静粛性と攻撃力にこだわって建造されており、伊900型に比べ小型化した艦体には新型の吸音タイルを貼り、魚雷発射管も最新鋭の物に、原子炉は自然循環冷却と熱発電冷却の併用により静粛性を向上させ、新型の推進システムを装備し、原潜でありながら無音航行が可能と言う超奇抜な性能を有する。
(熱電発電装置・バッテリー(使わなくても可)・超電導モーターの併用によるもの、熱発電とバッテリーの併用で14ノット(8時間)・熱発電のみで8ノット(無限))
最新鋭技術をこれでもかと詰め込んだ為に超高性能ではあるが高価になってしまった。(しかし、性能が良いため伊900型の代替として調達は続いている)
また、最新鋭技術のお陰で乗員の省人数化に成功した。
諸外国の原潜に比べ小型ではあるが、乗員数が少ないため、単艦で浮上なしで世界2周を可能としている。

別名:和製シーウルフ


戦略ミサイル原子力潜水艦SSBN
伊950型戦略ミサイル原子力潜水艦(愛称:イルカ型)
性能諸元
排水量
水中:8,700t
全長 125.0m
全幅 10.4m
吃水 9.3m
機関
原子力推進(40,000 hp)
東芝 PS-120型圧水型原子炉 1基
特殊冷却発電装置 1基
蒸気タービン 2基
スクリュー 1軸
電池 秘匿
速力
公表値:水中20ノット
推定値:水中30ノット
乗員 56名
兵装
533mm水圧式魚雷発射管 6基
15式魚雷
89式魚雷
ハープーン級USM
各種機雷
菊花級SLCM
潜水艦発射弾道ミサイル(トライデントD5)4基

内閣府所属指揮統制艦(COS)
ずいほう(COS-06)
排水量
基準排水量:19,500t(推定)
満載排水量:27,900t(推定)
全長:260m
全幅:42m
機関:COGAG方式
LM2500 ガスタービンエンジン(27,000hp) ×4
2軸推進
最大速力 30kt
乗員 240名
主要装備
高性能20mm機関砲(CIWS)×3
RIM-5 22連装発射機(CIWS)×2
エリコン35mm単装機関砲RWS×4(CIWS兼用)
3連装短魚雷発射管×2
搭載機
UH-60JA 輸送ヘリコプター ×4

核戦争や有事、国家にとって致命的となる状況の時、政府の存続をはかることを目的に建造された艦である。首相官邸危機管理センター、防衛省中央指揮所、国家安全保障省立川指揮所が使用不能である、またはその可能性がある場合の政府首脳の指揮統制艦としてりようされる。
ひゅうが型ヘリコプター巡洋艦と設計は同じであるが、指揮統制能力が大幅に強化されており、武装は個艦防衛程度にとどめられている。




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13/12/07 (Mod.2C)から(mod.2D)に更新
うくる型哨戒艦追加
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