東海林直人のゴロテマ日本史

語呂合わせでテーマ史を記憶するので「ゴロテマ」です。YOUTUBEのゴロテマ、三省堂刊「ゴロネコ日本史」もヨロシク。

借上・問丸など(鎌倉時代の経済6件)の覚え方

2014年03月15日 08時01分03秒 | 入試対策講座

□借上・問丸などの覚え方(鎌倉時代の経済6件)    ◇C
[ゴロ]牛馬載せ沿いの/菓子にも泊まる
牛馬耕・年貢銭納)(替(かわせ))(上(かしあげ)・二毛作・問丸(といまる))

[句意]牛馬を載(の)せて行き川沿いのお菓子屋さんにも泊まるよ、というやや意味不明の句。「載せ」は「銭納」の倒置ゴロです。


[ポイント]

1.鎌倉時代の高利貸しを借上、運送業者を問丸といい、二毛作および年貢の銭納や手形決済の為替がはじまった。

[解説]

1.鎌倉時代に、遠隔地との商業取引も盛行し、交通の要地には、商品の中継と委託販売や運送を業とする(問丸)が発達した。

2.遠隔地間の取引には、金銭の輸送を手形で代用する為替が使われ、金融機関としては高利貸業者の借上も多くあらわれた。


3.鎌倉時代、荘園の一部では年貢の銭納もおこってきた。


4.室町時代では借上は土倉(どそう)、問丸問屋(といや)と呼ばれるようになった。


5.蒙古襲来の前後から、農業の発展もみられた。畿内や西日本一帯ではを裏作とする二毛作が普及していった。


6.蒙古襲来の前後から、鉄製の農具や牛馬を利用した農耕も広がっていった。

〈2013早大・法:「問)蒙古襲来前後の日本の状況として正しいものを2つ選び、マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。5択の1文→(い 御家人は貨幣経済に対応できずに窮乏していたが、荘園の年貢の銭納はまだ行われていなかった。)(答:×)」〉

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