□ノーベル賞受賞者(15人受賞順) ◇D
[ゴロ]湯とっかえ/サッと拭(ふ)くとね/大(おお)白髪(しらが)残ったら/腰揉(も)ますよ
(湯川・朝永(ともなが)・川端(かわばた)・江崎)(佐藤・福井・利根川(とねがわ))(大江・白川(しらかわ)・野依(のより)・小柴(こしば)・田中)(小林・下村(しもむら)・益川(ますかわ))
[句意]風呂の湯を取りかえ、サッと浴槽(よくそう)の内側を雑巾で拭きとるんだよ。底に大きな白髪が残ってたら、罰として私の腰を揉ますよ、というやや意味不明の句。「拭くとね」は「拭くんだよ」という呼びかけの博多弁?的訛(なまり)のつもり。ちょっと意味不明だが、銭湯の主人が従業員に指示している場面を想定。15人(全部では18人)もいるので、一語使いにならざるを得ない。再現できるよう練習してください。まず「湯とっかえ/サッと拭(ふ)くとね」あたりを覚え、それらの受賞理由も確実にしておきたいものです。
[ポイント]
1.ノーベル賞は、湯川・朝永・川端・江崎・佐藤・福井・利根川・大江・白川・野依・小柴・田中・小林・下村・益川の順で受賞。
[解説]
1.湯川秀樹(1907〜81)は「中間子理論」で1949年に物理学賞を受賞。
2.朝永振一郎(1906〜79)は「超多時間理論」で1965年物理学賞を受賞。
3.川端康成(1899〜1972)は1968年に文学賞。代表作『雪国』など。1972年に自殺。
4.江崎玲於奈(れおな)(1925〜)は「エサキダイオード」の開発で1973年に物理学賞。
5.佐藤栄作(1901〜75)は非核3原則やアジアの平和への貢献を理由として1974年に平和賞。ただしこの受賞には批判もある。
6.福井謙一(1918〜98)は「フロンティア電子論」で1981年に化学賞。
7.利根川進(1939〜)は免疫遺伝学の成果により医学・生理学賞。
8.大江健三郎(1935〜)は1994年に文学賞。代表作『万延元年のフットボール』など。
9〜17.(略→主題例が出てきたら補充します)
18.山中伸弥(1962〜)は2012年に「iPS細胞」の開発で生理学・医学賞。
〈2013早大・国際教養:「1965年に量子力学の基礎研究で[ C ]が、そして1973年には半導体理論の[ D ]が、それぞれノーベル物理学賞を受賞することで、日本の基礎科学研究が国際的に最先端のレベルにあることが証明された」問[ C ]と[ D ]に当てはまる組み合わせはどれか。1つ選んで、マーク解答用紙の該当記号をマークせよ。
ア C朝永振一郎 D福井謙一 イ C江崎玲於奈 D利根川進
ウ C朝永振一郎 D江崎玲於奈 エ C湯川秀樹 D朝永振一郎
オ C江崎玲於奈 D朝永振一郎 (答:ウ)〉
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