Genymotionにチャレンジ
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いきなり読んだ方は「Genymotion とは何ぞや?」と思われるかもしれませんが、以下の「PC 上で Kindle アプリを動かそう」シリーズの続き記事です。
(前回とそっくりな書き出しでスイマセン。)
2013.12.29 PCでKindleの電子本を読むのに挑戦したんだけど...
2014.01.19 Virtualbox上でAndroidが動いたけれど
2014.01.23 AndroVM Playerが動いた
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前回の記事で AndroVM Player からの仮想 Android タブレットの起動に成功しましたが、実は「AndroVM Player」という名前のプロジェクトは現在は終了してしまっており、名前を変えて新しいプロジェクトとなっているのです。
それが「Genymotion」です。
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AndroVM Player のときとは違ってユーザ登録が必要になりました。
(商用製品になったので仕方ないですね。)
以下のページから「Sign up」欄に必要事項を登録すると確認メールが届くので、確認メール内のリンクをクリックするとユーザ登録が完了します。
Sign in | Sign up - Genymotion Site
サインイン後にダウンロードページに行き、「Other platforms and versions」欄から「Windows 32/64 bits」を選んでダウンロードします。
※
ページ上部の「Download ready-to-run Genymotion installer for Windows」欄は、「Virtualbox も一緒にインストールされる」ものです。
Virtualbox を既にインストール済の方は、「Other platforms and versions」欄の方を利用して下さい。
ダウンロードした genymotion-2.0.3.exe ファイルはインストーラーになっています。
ダブルクリックしてインストールを実行します。
起動したところです。
(Genymotion を起動したところ。)
上の図で赤枠で囲った部分に、きちんと AndroVM Player での仮想 Android タブレットが表示されています。
普通はこのまま「Play」ボタンでいいのでしょうが、AndroVM Player 用の仮想 Android タブレットが表示されている欄のスパナアイコンをクリックして「Device settings」画面を表示させたところ、解像度が「1024x600 - 120dpi」のはずが「1024x600 - 160dpi」になっていたので、それを修正しました。
「Play」ボタンをクリックして、仮想 Android タブレットを起動します。
※
警告メッセージが表示されますが、AndroVM Player 用の仮想デバイスも使用できます。
(各種ボタンのある部分の背景が黒になってます。)
※画像をクリックすると大きな画像(1089x634)で表示します。
無事、起動に成功しました。
ただ残念なことに、やっぱり Kindle アプリは「起動中」のまま先に進みません。
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そこで今度は AndroVM Player 用の仮想デバイスではなく、Genymotion 用の仮想デバイスでテストしてみましょう。
Genymotion 用の仮想デバイスの追加は、Genymotion の画面から行います。
1.Genymotion の画面の「Add」ボタンを押す。
2.「Create a new virtual device」画面の下方の「Connect」ボタンを押す。
3.「Credentials」画面でユーザ名とパスワードを入力してサインインする。
4.「Create a new virtual device」画面に作成できるデバイスの一覧が表示されるので、適当なものを選択して「Next」ボタンを押す。
※「Nexus 7 - 4.3 - API 18 - 1280x800」を選びました。
5.「Virtual device deployment」画面で仮想デバイスの名前を指定して「Next」ボタンを押す。
6.「Retrieve and deploy Genymotion virtual device」画面でデバイスファイルのダウンロードと設定が行われます。完了したら「Finish」ボタンを押す。
これで Genymotion の画面に新しい仮想デバイスが追加されるのですが、Virtualbox の設定画面から以下の項目を変更しました。
・プロセッサー数: 4 → 1
・ビデオメモリー: 8MB → 128MB
起動します。
(言語やタイムゾーンが日本になっていないので設定画面から直す必要があります。)
※画像をクリックすると大きな画像(1227x763)を表示します。
実はこの仮想 Android タブレットには、大きな問題が一つあるのです。
それは「Google Play が使えない」ということ。
※
Genymotion2.0から、Google のサービスは一切搭載されなくなったようです。
(GMail や Google Map なども。)
この状態で Kindle アプリを使用する方法を調べたところ、以下の2つが見つかりました。
1.「Amazon アプリストア」から Kindle アプリをインストールする。
※参考: Genymotion2.0でもKindle本が読みたいんだよ - 神沼三平太のメモ
2.AndroidSDK から Google Play 関係をインストールして Google Play を使えるようにする。
※参考: Genymotionのその後について part1 - CBRで風になる~♪
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まず「1」の方法にトライしましたが、Amazon アプリストアをインストールしようとしても、以下のような表示が出てインストールできませんでした。
(「このアプリはお使いのタブレットに対応していません。」と表示されています。)
うーん、はっきりとはわかりませんが、この仮想タブレットを Nexus 7 とは認識していないような感じですね。
Genymotion 用の仮想デバイスの種類を変えてテストしてみましたが、変化なし。
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次に「2」の方法ですが、実はまだ実行出来ていません。
(ここまでで予想以上に時間がかかってしまったので、また今度。)
AndroidSDK が必要だったりと、めんどくさそうであまり気が進まないなあ。
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あと、「Kindle アプリの apk ファイルを持ってきて直接インストールする」方法ですかね。
「2」の方法よりこっちの方が簡単かも?
結論: まさか日曜が丸々一日つぶれるとは思わなかった...
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