フィ軍ロリンズ、失言で懲罰ベンチ　内紛の火種？本人は不満ありあり

　“懲罰ベンチ”が内紛の火種になりそうだ。ジミー・ロリンズ遊撃手（３５）が自身の発言がきっかけでサンドバーグ監督から１３日まで３試合連続でベンチ待機を命じられた。米複数メディアが報じた。

　発端は、１０日に球団地元紙フィラデルフィア・デイリーニューズの記者がオープン戦でのチームの打撃不振について質問したところ、ロリンズが「知ったことじゃないね。結果が問題なのはシーズン開幕からだ」と発言したこと。このコメントが報じられた１１日から、ロリンズはベンチに座ったままだった。

　ロリンズと指揮官は１３日に面談し、１４日の出場は決定。指揮官は当初「発言は無関係」と話していたが、面談後に「発言の真意を確かめたかった。ロッカールームの他のみんなにとって、（オープン戦も）結果は重要だ」と“懲罰ベンチ”だったことを示唆した。一方、ロリンズは「監督は怒ってたみたいだね」とひとごとのように話しながらも不満ありありで、今後も尾を引きそうだ。