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事件
【アンネの日記被害】無職男の供述通りに紙片 警視庁「秘密の暴露」と判断
2014.3.14 23:52
東京都内の図書館や書店で「アンネの日記」などが相次いで破られた事件で器物損害などの容疑で警視庁捜査1課に再逮捕された男(36)が「アンネの日記はゴーストライターが書いたと訴えたかった」という趣旨の供述をしていることが14日、分かった。捜査1課は、詳しい動機を調べている。
アンネの日記の作者をめぐっては、オランダの研究機関が行った筆跡鑑定などでアンネ自身が書いたと結論づけられている。
再逮捕容疑は2月5日、杉並区南荻窪の南荻窪図書館で、アンネの日記などの関連本計23冊を破ったとされる。
男は「ほかの図書館でもやった。破った本の紙片は自宅近くの民家やごみ箱などに捨てた」と供述し、供述通りに「アンネ」などと書かれた紙片の一部が見つかった。捜査1課は犯人しか知り得ない「秘密の暴露」に当たると判断、一連の事件が男の単独犯とみて裏付け捜査を進めている。
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