科学【STAP細胞・理研会見】喝采一転「未熟」と断罪 野依理事長「徹底的に教育し直す」+(1/2ページ)(2014.3.14 21:45

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【STAP細胞・理研会見】
喝采一転「未熟」と断罪 野依理事長「徹底的に教育し直す」

2014.3.14 21:45 (1/2ページ)科学
STAP細胞論文の疑義に対する会見で険しい表情を見せる理研の野依良治理事長=14日午後、東京都中央区(ロイター)

STAP細胞論文の疑義に対する会見で険しい表情を見せる理研の野依良治理事長=14日午後、東京都中央区(ロイター)

 「未熟な研究者」。午後2時過ぎから始まった理化学研究所の会見には、ノーベル化学賞受賞者でもある野依良治理事長らが出席。苦渋の表情で、STAP細胞の論文の責任者である小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)を断罪した。

 予定になかった野依理事長の出席

 当初、野依理事長の会見への出席は予定されていなかった。「最も重要な会見だろうと思い、出ることにした」。理由を述べた野依理事長は会見の冒頭、「おわび申し上げる」とほかの出席者とともに約10秒間にわたり、頭を下げた。

 約4時間にわたって続いた会見の大部分は200人を超える報道陣との質疑応答に割かれた。調査が継続中のため、STAP論文の作成にあたって故意の不正があったかについて調査委員会は結論を先送りした。

 その後、調査の詳細や小保方氏の様子について次々と質問が飛んだ。

 報道陣の質問は、STAP細胞が本当に存在するのかという点に集中した。だが、小保方氏が所属する発生・再生科学総合研究センターの竹市雅俊センター長は「第三者による検証を待つしかない」と繰り返すばかりだった。

「未熟な研究者がデータをずさん、無責任に扱った」

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STAP細胞論文の疑義に対する会見で憮然とした表情を見せる理研の野依良治理事長=14日午後、東京都中央区(AP)
STAP細胞論文の疑義に対する調査の中間報告で、記者の質問に耳を傾ける理研の野依良治理事長=14日午後、東京都中央区
会見を終え会場を退室する野依良治・理化学研究所理事長=14日午後、東京・八丁堀(宮川浩和撮影)
会見を終え会場を退室する野依良治・理化学研究所理事長=14日午後、東京・八丁堀(宮川浩和撮影)
理化学研究所神戸研究所発生・再生科学総合研究センター=14日、神戸市中央区(頼光和弘撮影)
理化学研究所神戸研究所で行われたSTAP細胞の論文に関する会見の中継会場で、配布された資料に目を通す記者=14日午後2時18分、神戸市中央区(頼光和弘撮影)
理化学研究所神戸研究所で行われた会見中継。モニターにはSTAP細胞論文の問題点が映された=14日午後2時27分、神戸市中央区(頼光和弘撮影)

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