一方、関西とか、或いは広く全国的には、「後乗り前降り、運賃不均一」なバスが多い。
この場合、乗車時に整理券を取って、後者時に整理券に合った運賃を支払えばいい。わかりやすい。
この場合、どういうことになるか?と言えば、
「乗車時に、運転手に行先を告げ、それに合った運賃を支払う」ことになる。
仮にA停留所まで200円、B停留所まで250円だったとして、
「自分はA停留所まで行きます」と告げて200円だけ払い、しかしA停留所では降りずに、
何食わぬ顔でB停留所まで乗り続けても、果たして運転手がそういう不正乗車を見破っているとは、思えないのだ。
まあ空いてるバスなら見破れるんだろうが、多摩地区や神奈川地区のバスはそこそこ混んでいるから、
そこまで監視するのは難しいと思うのだが。
で、昨日、豪雨の中、初めて行く場所へ行くために、神奈川中央バスに乗車した。
ケータイナビサイトに表示されたバス停まで乗車しようとしたが、運転手に「行先は?」と聞かれた。
で、行先を告げても、「そんなバス停、ないよ」と言われる始末。
「●●の最寄のバス停ですよ」と言っても「わからない」とのこと。
しかたないので、ケータイナビサイトの画面を見せて、「このバス停ですよ!!!」と運転手に主張した。
どうやら、難読地名のバス停で、音読み訓読みを違えて自分が発音したため、通じなかったらしい。
・・・このやり取りをしている間、自分の次にバスに乗り込もうをしている乗客10名ほどが、
「バス入り口で、傘を差しながら、いや、傘が無意味な暴風雨でずぶぬれになりながら」、待っていた。
「バス停の名前も知らないKY客のせいで、バス乗車もできず、自分達が濡れ鼠になってしまってる」
ということで、自分に対して怨嗟の視線を向けていた(ように、自分には感じられた)
前乗り後降り運賃不均一バスというのは、システム上「自分の後車バス停を正しく認識し、かつ正しく発音できる乗客」が
大前提なシステムであり、自分のような地理不案内者は勿論、言語障碍者や外国人などにも「優しくないシステム」だと思うのだが・・・
都バスの様に均一運賃にするのは嫌(それは単に会社の方針か、1つのバスの最大距離の問題だと思うけど) 後払い出来る様に整理券の発行機を付けるのは嫌(金がかかる) というこ...