社会

より簡単に 繁殖牛の体内放射線濃度を測定
(福島県)
より簡単に繁殖牛の体内放射線濃度を測る装置が開発され、検査が始まった。
繁殖牛の体内の放射線濃度をこれまでよりも簡単にはかれる装置。
牛が動かないよう装置に固定したあと、後ろ足のももの部分に検出器を当てて、体内の放射性セシウムの濃度を推定する。
これまでの血液などを元にした測定値とほぼ同じ値になるというが、より早く測定ができるという。
*県農業総合センター畜産研究所・志賀茂所長
「この装置で濃度を測ることで牛が放射能に汚染されていないことがはっきりわかるので、買う人も売る人も安心してセリに出すことが出来る」
一方、繁殖牛以外の子牛や雄の牛については、県内から出荷され、肉として市場にでるもの全てを検査している。
[ 3/13 20:42 福島中央テレビ]