安倍総理が小保方さん“万能細胞開発”を称賛(01/31 11:51)
国会は、31日から2013年度の補正予算案の本格的な審議がスタートしました。このなかで、安倍総理大臣は新たな万能細胞を開発した小保方晴子さんの功績を称賛しました。
(政治部・岡香織記者報告)
午前中の与党質問で安倍総理は、小保方さんを例に挙げて、成長戦略として女性の活用を進める考えを強調しました。
自民党・野田総務会長:「一番重要である成長戦略3本目の矢の中の1丁目1番地に、女性の力を明言している。その根拠は一体どこから来ているのか」
安倍総理大臣:「若き研究者の小保方さんが、柔軟な発想で世界を驚かせる万能細胞を作り出した。世界で、日本が、女性が一番輝いている国にしていくために全力を挙げていきたい」
また、安倍総理は、法人税の実効税率引き下げや課税ベースの拡大などについて、来月にも政府の税制調査会で検討を始める考えを示しました。午後からは民主党が質問に立ち、歴史認識や外交政策、秘密保護法などについて追及します。さらに、従軍慰安婦に関する発言が問題視されているNHKの籾井勝人会長を呼んで発言の真意を問いただすなど、あの手この手で安倍政権を揺さぶりたい考えです。