［科学］【小保方氏問題　理研４時間会見詳報】（４）完　聴取時の小保方氏「心身ともに消耗した状態」＋（2/4ページ）（2014.3.15 00:02）

　記者「『論文として体をなさない』といっていたが、致命的な部分はどれか」

　竹市氏「一つでもミスがあったら論文全体に影響しますから、論文として体をなさないということです」

　記者「このあと調査を継続ということだが、結論が出る時期はどれぐらいで」

　石井俊輔調査委員会委員長「私の立場から、（結論が出る時期を）明言することは不可能ですね」

　記者「（ＳＴＡＰ細胞の）再現実験を外部に依頼することも考えられるが」

　竹市氏「インフォーマル（非公式）に依頼していることはあるが、理研としてはやっていません」

　記者「共著者が追試をやるということだが、誰がやるのか」

　竹市氏「（論文の共著者である）丹羽（仁史）さんがやります」

　記者「ＳＴＡＰ細胞の存在が本当にあるのかということを世界が関心をもっている。やはり（論文を執筆した）メンバーに会見をやっていただきたい」

　竹市氏「センターとしてはもともと会見を想定しておりました、理研全体の問題でもあるので、理研の指示に従います」

　《小保方（おぼかた）晴子研究ユニットリーダーらの会見がいまだに開かれていないことに対し、不満を持っているのか、記者はさらに追及を続けた》

　記者「どなたが決定したのか。はっきりしてください」

　川合真紀理事「調査結果を出すことを優先して、今そういう判断をしています。一方で本人たちが話したいということも理解していますので、（論文執筆メンバーが）外に出ても問題ないというように判断すれば、そういうような手続きをとります」