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嫁はかなり地味、というか素朴なタイプだった。
「料理が趣味で家で過ごすのが好き」と恥ずかしそうに言う彼女はひときわ清楚でかわいらしく思えた。
黒髪ショートで清楚な服装をしているところも素敵だと思った。
家具や食器がすっきりと整頓されていて、どちらかというと質素な印象だった。
出された料理はやたらと美味かった
ヒールのない靴やシンプルなバッグ
だから、金がかからないと思って結婚したらしい。
素敵な嫁だが、なぜこの人が「地味清楚系」と嫁を見下げて、勝手に金がかからないと皮算用したのかが分からない。
そもそも、「金がかからない女」とはどういう状態なのか。
ケチな男(以後、旦那)と結婚した友達がいる。
結婚前から、旦那のケチぶりは少し不安だったが、29で焦った友達は、「共稼ぎだから平気」と結婚を急いでしまった。
確かに、最初は共稼ぎだからよかった。
だが、友達は予期せぬ病にかかり、仕事を退職することになった。
専業主婦になった友達に、旦那が与えたこづかいは、月5000円。
食費や家賃などの生活費は出してもらえるが、洋服代・美容院代・化粧品代・本などの娯楽費などは、すべてこづかいから。
(交際費は、どうしても必要な時は出してもらえる)
自分が病気になったことに負い目を感じた友達は、旦那にこづかいを増やしてくれとは言えなかった。
結果、こうなった。
- 古い服を着続ける。だんだん色褪せたりすり切れてくる
- 新しい服は買えてもしまむら
- 日焼け止めとへちまコロンくらいしか買えず、常にスッピン
- 髪は伸ばし続けてまとめる
- 1000円カットで毛先をそろえるのが最大の贅沢
- シャンプーは旦那推薦のメリット。頭皮の弱い友達には刺激が強すぎ、フケ症になってしまった
- バックは旦那と共有のリュックサック
- 靴は1980円のノーブランドスニーカー
- ブランドものなど、当然一切持っていない
- 下着は3枚500円とかの変な柄物しか買えない
最終的には、旦那が週2回のペースで風俗通い、あげくにDMMチャットに1ヶ月で60万もつぎこんだことが発覚し、離婚した。
ちなみに、旦那の年収は700万。
友達は、共稼ぎ時代は生活費折半で、専業主婦時代は決まった額のお金しかもらっていなかったから、旦那の年収を知らなかった。
風俗に通った理由は、「お前に全く魅力を感じなくなったから」。
そりゃそうだ。
女は、最低限の金をかけなければ、どんどん劣化していくんだよ。
ユニクロしまむらだけどスタイルいいから何着ても無敵、化粧品代も美容院代もないけどお肌すべすべ髪つるっつる、なんて、そんなの幻想だから。
どんなにスタイルよくても、ペラペラの安い服より、スタイルをよりよく見せるために、きちんと裁断が計算された厚手の服の方が、数倍キレイに見えるに決まってる。
特に、肌と髪。
何もしなければ、どんどんガッサガサのボッサボサになっていく。
「何もしなくてもきれい」
それは、女が意識してそう演じているだけで、そんな状態は、重力が存在する宇宙世界には存在しない。
男は、金のかかっていない女には欲情できない。
女は、無意識にそのことを分かっているから、自分に金をかける。
何もしなければ日々劣化する生身の妻に、余計な金をかけたくないならば、ずっと二次元に恋してればいいじゃない。
…ところで、プロフ画像や性別も「女性」にしているのに、はてな女子に認定されないのは何でなの?
しまむら女子は、女子じゃないとでも言うのか、はてなっ!