加藤真太郎、佐野憲太郎
2014年3月14日16時15分
東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が始まって16日で1年。横浜市の中心部と埼玉県西部が1本のレールでつながり、人の流れが活発になった。お互いの観光地がにぎわいを増したほか、中学・高校受験や不動産にも「相乗効果」が出ているようだ。
■観光・買い物客増「感謝感謝」
蔵造りの街並みが人気の小江戸・川越。平日の13日午後、神奈川県横須賀市の女子大生2人組が、小雨の中を散策していた。東急が沿線各駅に置くパンフレットで「サツマイモが名物」と知って訪れたという。「川越は初めて。街並みの雰囲気は思っていた以上。お菓子の『いも恋』がおいしかった。また来たい」
サツマイモの釜飯と焼きいもおにぎりが名物の「翠扇亭」。赤池正通社長(73)は「前年より2~3割もお客さんが増えた。川崎、横浜、逗子や葉山からも。感謝感謝です」。
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朝日新聞社会部
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