ついに論文撤回か 小保方さんの周りを固める怪しい面々
2014年3月12日 掲載
理化学研究所のHPから
「小保方さんは研究リーダーといっても、3年ほど前に学位を取得したばかりで、知識や経験は浅い。だからこそ、上司の笹井氏が共著者として論文に名を連ねたのだろうし、本来なら論文を公表する前にミスを指摘することもできたはずです」という科学ジャーナリストは多いのだ。
■疑惑を見逃した科学誌「ネイチャー」は理研が主要取引先
小保方さんが昨春、科学誌「ネイチャー」に論文を持ち込んだ際、同誌はこう言って掲載を拒否したという。
<生物細胞学の歴史を愚弄している>
ネイチャーは論文を掲載する前、専門家に意見を求めたり、内容を検証したりする「査読」システムが“売り”だ。その厳しいシステムが2度目は機能せず、1度却下した論文を掲載した。その裏に何があったのか。囁かれているのは、「ネイチャー・ジャパン」の主要取引先が「RIKEN(理研)」であるため、「査読が甘くなった」という指摘である。