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【大リーグ】

サンタナ、ブレーブスと1年契約 今冬最後のFA大物投手、ようやく新天地決定

2014年3月14日 紙面から

 結局は同額…。最後に残った大物FA投手、アービン・サンタナ(31)=元ロイヤルズ=と年俸1410万ドル(約14億5000万円)の1年契約で合意した。12日に米複数メディアが報じた。サンタナにとっては、昨季在籍したロ軍から提示され、拒否したクオリファイング・オファー(QO)と全く同規模の契約となった。QO選手のため、ブ軍は6月のドラフトで1巡目(全体26番目)指名権をロ軍に譲渡しなければならない。

 来週中にもOP戦に初登板する予定のサンタナは「長いこと待つのはつらかったが、神様のおかげでチームが決まった」とほっとしたような表情で語った。

 ブ軍にとっては、やむにやまれぬ補強だった。エース右腕メドレンは9日に右肘の靱帯(じんたい)を損傷。再検査の結果次第だが、今季絶望の見込みだ。さらに、2番手のマイナーは尿道手術で開幕絶望。ビーチーも10日に古傷の右肘痛が再発し、先発陣は“野戦病院”と化している。

 メドレンが離脱した直後、サンタナの代理人に連絡したというレンGMは「タイミングが幸いした。あと1日遅れていたら、たぶん獲得できなかった」と胸をなで下ろした。

 昨季のサンタナは援護に恵まれず9勝10敗も、防御率3.24と奮闘。QOが足かせとなり、また、一時総額100億円超契約を望んでいたことなどが災いし、ここまで無所属だったが、ブ軍のほかにもブルージェイズ、オリオールズ、ツインズなど先発陣が駒不足の球団が獲得に動いていた。

 

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