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【競馬・ボート・競輪】

[ボート]ボートレースクラシック カウントダウン特集(2)水面特性

2014年3月13日 紙面から

 淡水プールでクセのないレース場として知られる尼崎。その最も大きな特徴といえば、1マークと2マークがほぼ一直線上に並んでいることだろう。1Mが若干スタンド寄りに振られているとはいえ2Mとの差はわずか2メートル50センチ。1Mで余裕を持って旋回できる1号艇が有利な水面といえる。しかし、風が吹くと「イン断然」の状況に待ったがかかる。

 冬場は山おろし、夏は浜風の影響で強烈な向かい風となるケースが多々ある。この開催が行われる春の季節は、1号艇の勝率が51%。2連対率は68・4%となっており、一応舟券の軸としては高い確率を残しているといえるだろう。が、あくまでも1着となると確率は半分。的中しても低配当になりがちな1号艇を買うときは、確率と舟券が外れたときのリスクを考慮して、正確な見極めが要求されそうだ。

 ちなみに4コースの勝率は夏、秋が若干高く、この時期が数値的には一番低いが、大幅な変動はない。

 尼崎特有の風のクセはもう一つある。それは2Mでの現象なのだが、強烈な向かい風が吹いている日は、波が立っているシーンが見られる。これは、近くを走る阪神電車が高架になったのが影響しているといわれているが、ひとたび波が起こると操縦が難しくなり、あっと驚く逆転劇が生まれる可能性がグンと高くなる。

 

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