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【競馬・ボート・競輪】[ボート]井口、今年G1初優勝 とこなめ「マーメイドグランプリ」2014年3月14日 紙面から
とこなめボートの中日スポーツ金杯争奪・開設60周年記念競走「G1マーメイドグランプリ」は13日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の井口佳典がインから0・03のトップスタートを決め、1マーク先制。後続を一気に突き放してことしのG1初優勝。中西英夫中日スポーツ総局長から中ス金杯が贈られた。2着は3コースから仕掛けた菊地孝平が入り、3着は今村豊が杉山正樹を競り落とした。井口はG1通算9勝目となった。 激しい雨を切り裂いて、井口がインから0・03の快スタートを決め、1マークで一気に決着をつけた。センターから外マイに出た菊地や内を差し込んできた今村、杉山も逃げた井口は雨にかすんではるか前方。圧倒的な強さでことしG1初優勝を手中にした。 「Sは全速。朝からペラを入念にやって、申し分のない足になってました。これで地区選の借りを少しは返せたかなと思います」 前回のとこなめ東海地区選手権。初日のオープニングレースでまさかのL(出遅れ)返還。井口は「ファンや関係者に迷惑をかけて、本当に情けなかった」と悔やんだ。それだけに、今節は「地元の選手にも負けないぐらい、気持ちが入ってました」と前検から気迫がみなぎっていた。 前節、下関周年の最終日にペラの仕上げにきっかけをつかんだことも大きかった。「調子が良かった時を思い出して、ペラの形を元に戻したんです。これだ、という感触があって、とこなめでは、それをベースにして仕上げることができました」とパワー合戦を優位に運んで優勝につなげた。 「これで自信を持って尼崎に行けます」と胸を張った井口。今度はSGの舞台で得意のSをぶち込む。 (外山謙一)
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