14日から国内女子プロゴルフツアー今季第2戦・ヨコハマタイヤPRGRレディス(賞金総額8000万円、優勝1440万円)が高知県香南市の土佐CC(6232ヤード・パー72)で開催される。前週の開幕戦で2位となった森田理香子(24)=リコー=をはじめ、高校時代を当地で過ごした横峯さくら(28)=エプソン=、大会スポンサー契約プロの原江里菜(26)=NEC=らが今季初Vを争う。
この日のプロアマ競技は荒天のため9ホールに短縮。森田はクラブハウスに上がってくると、グッショリぬれたキャップを取って「重たい〜」とおどけて見せた。
「あすは雨の翌日だから風が出そうですよね。このコースは砲台でグリーン面が見えないホールが多いし、グリーン自体のアンジュレーションも大きい。セカンド地点のライも平らじゃないし、難しい。でもショットをきちんとピンと同じ面に乗せていかないと…」
昨年は最終日67の猛チャージで3位、10年には2日目まで単独首位を走った大会だけに「嫌いなコースじゃない。パッティングのタッチさえ合えば…」と、今季初勝利への青写真はすでに出来上がっている様子だ。
今週は師匠・岡本綾子(62)もテレビ解説で会場に来る。「練習を見てもらい『スイングは大丈夫。あとはコースマネジメントがしっかりできるように』って言われました。不安があったらすぐに聞けるし、岡本さんの前で恥ずかしいことはできないって思ってます」という。その存在がさらに森田のモチベーションを上げている。 (月橋文美)
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