Microsoftがコンソール戦争に言及「不健全な嫌悪が生まれている」
Microsoft Games Studiosを率いるPhil Spencer氏がいわゆる「コンソール戦争」について言及し、1社のファンだからといって他社を嫌悪するのは不健全であると語っている。
Phil Spencer: どのコンソールを所有しているかによって、自然と派閥が形成されるようだ。同時に、他のコンソールを所有する者に対する、私の言葉で言うところの不健全な嫌悪が生まれている。
結局のところ、(ソニー、任天堂、Valve、Microsoftは)ゲームをプレーし、体験し、直線型ストーリーテリングとインタラクティブ性の間の壁を破壊するというこのアート・フォームを用いて、より優れたエンターテイメント形態を生み出したいだけなんだ。
我々のファンのことは愛しているが、Xboxのファンだからといって、他のファンになれないわけではないし、他のブランドのアンチになる必要もない。少なくとも私は違う。私はPS4を所有し、PS4でゲームをするし、Wii Uを所有し、Wii Uでゲームをする。他のプラットフォームから学ぶことは沢山ある。
ソーシャル空間において人々が懸念しているのは、大抵の場合PlayStationと我々の競争だ。彼らはロンチを成功させた。PS4とXbox Oneのロンチに関してなら、Xboxにとって史上最高のロンチだったと言えるだろう。
1年前には、コンソールの存在意義、コンソール・ゲーミングは過去の物なのか、という点が問われていた――ハードウェア・メーカーの2大巨頭がコンソールを発売するこの11月、他に参入してくる会社はいるのか?とね。そして今現在、問題はなかったと断言できるだろう。あの2機種の成し遂げたことを見れば、素晴らしい1年だったと言えるはずだ。この2社が販売できたコンソールの台数が、新たなコンソール世代の素晴らしい幕開けを証明している。
[ソース: GameSpot]