最近、読書をする時間がほとんどない。気になる本があっても「読む時間がないからなあ」とあきらめてしまう記者(35)。もっと速く読めるようになれば、隙間の時間に読書ができるかもしれない。1週間のトレーニングでどれくらい速く読めるようになるか試してみた。
速読と聞いてどのような読み方を想像するだろう。記者は斜め読みや飛ばし読みのような方法かと思っていたが、違っていた。
「瞬間的に目に入る文字数を増やし、同時に内容も理解できるようにするのが速読です」と主に学習塾向けに速読プログラムを開発するSRJ(東京都港区)の田島清子さんが教えてくれた。本を読むとき、多くの人は1文字ずつ目で追いながら、声には出さない「音読」をして理解する。だが、速読のコツをつかむと、文字をかたまりで捉えるようになり、「音読」もしなくなると言う。
田島さんは「脳は『可塑性』という性質を持ち、目で速く文字を追えるようになると脳も慣れて処理能力が高まります」と説明する。さらに「脳にはひとつの刺激で連鎖的に他の能力が上がる『汎化作用』という性質もあり、理論的には見る能力が上がると読解力も上がる」そうだ。
速読法が身につけば、30年以上の「音読する」クセがなくなるのだろうか。速読教室の内容を知ろうと思い、企業の社員研修向けにも講座を開くNBS日本速読教育連盟(東京都渋谷区)の佐々木豊文さんに会った。
使うのは紙のテキスト。ちょうどIT企業向けに2日間の集中講座があると聞き、記者も参加させてもらうことにした。
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