日本ヘビー級王者・京太郎ＮＺで「スーパー８」出場へ意欲

「スーパー８」出場に意欲を示した京太郎 Photo By スポニチ

　ボクシングの日本ヘビー級王者の藤本京太郎（２７＝角海老宝石）に、ヘビー級の賞金トーナメント大会「スーパー８」（６月４日　ニュージーランド・オークランド）の出場オファーが届いた。８選手による１日開催の大会で、各試合は３ラウンド。元欧州王者のスプロット（英国）など世界ランカー級が出場を予定している。京太郎は仮エントリーを済ませた。

　海外からの出場オファーも名誉だが、何より魅力なのは高額な賞金。総額２５万ポンド（約４３７５万円）、優勝１０万ポンド（約１７５０万円）。初戦敗退でも７５００ポンド（約１３１万円）が保証されている。日本タイトルマッチのファイトマネーでも１００万〜２００万円が相場。元Ｋ―１世界王者の京太郎は「こんな高い賞金はなかなかないですよ。トーナメントはＫ―１で慣れている。ぜひとも出たい」と意欲を示した。

　現在は４月３０日の元ＷＢＡ世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕（グリーンツダ）とのノンタイトル戦（後楽園ホール）に向けて実戦練習中。ケガなく制し、日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）などと調整がつけば、ニュージーランドに乗り込む予定だ。