電子書籍にも出版権認める 著作権法改正案を閣議決定政府は14日、作家と契約して作品を独占的に発行できる「出版権」を、電子書籍にも認める著作権法改正案を閣議決定した。電子書籍の普及に伴い、違法にコピーされた海賊版が出回る被害が増加しているため、出版社が差し止めを提訴できるようにする。2015年1月施行予定。 改正案では、紙の書籍だけに認めている出版権の対象を、インターネットで配信する電子書籍やCD―ROMなどに拡大。海賊版を無断でネット配信した第三者に対し、出版社は独占的発行の権利を侵害されたとして差し止め訴訟などを起こすことができるようになる。 【共同通信】
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