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ピンクのこじはる フリフリお姫さま

 AKB48小嶋陽菜(25)がお姫様役でCMに登場する。第一三共ヘルスケアの口内炎治療薬「トラフル」シリーズの新CM「コジハル・トラフル」編で、15日から放送される。小嶋はティアラを着け、フリフリのピンク色ドレスに身を包み、トラフル城に住むお姫様「コジハル嬢」を演じている。高級フィレステーキやフルーツなどのごちそうがテーブルに並んでいるが、小嶋は浮かない顔。実は口内炎に悩んでいて、食べたくても食べられない。最後は「トラフル」シリーズで新登場の軟膏(なんこう)タイプを患部に塗り「効いた」と笑顔でステーキを食べるストーリーだ。

 CMの見どころは、小嶋の悲痛な叫び。豪華な食事を前にして「食べたいのに、食べたいのに、痛い! だってだって、口内炎なの~!」という声がトラフル城に響き渡るシーンだ。撮影ではちょっと怒った顔、困った顔などいろいろなパターンで、繰り返しせりふを絶叫したという。

 長い裾を引きずり、高いハイヒールで階段を駆け下りるという、難度の高いシーンにも挑戦した。この衣装はレースやリボンなどを上品にあしらい、中世貴族のドレスを細部まで再現したという。小嶋は「思った以上に『お城』という感じで、ドレスもお姫様らしかったので、すごく気分が上がって撮影ができました。CMではあまり見せたことがない困り顔をしているので、注目してくださいね」と振り返った。お姫様を演じたことについては「大きいテーブルがあって、おいしそうな食べ物がいっぱいあるっていうのは、やっぱり憧れですね。あと天蓋(てんがい)付きのベッドに寝てみたいな、とも思います」と笑顔を見せた。

 口内炎に悩んでいるという設定だが、小嶋自身も年に何回か口内炎になるという。「口内炎ができると気分も下がります。ご飯が食べられなかったり、飲み物もしみたり…。疲れがたまっているとなりやすいので、いっぱい寝てビタミンをとるようにしてます」と話していた。

 [2014年3月14日7時26分 紙面から]

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