• 文字サイズ

トップ > ノンセクション > 社会 > 武術家・甲野氏がオウム平田被告へ今後の生き方指南

人気ランキング
東スポ芸能
東スポ本紙の芸能スクープ記事がスマホで読める!
国内3キャリア完全対応
詳しくはこちらから
アクセスはこちら!
http://g.tospo.jp/
QRコードQRコードをスマートフォンから読み取ってください


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

武術家・甲野氏がオウム平田被告へ今後の生き方指南
2014年03月13日 11時00分
ページ: 1 2

オウム事件を予見していた甲野氏

 

 実は甲野氏はオウム事件を予見していた。

 

「現在の環境問題などを見ていれば、生物の本能として人間全体を大規模に減らそうとする衝動が生まれてくるのではないかと思っていたので、あのような時代にああいう事件が起こるのは一つの必然だったのでは」


 一方で、オウムに入った平田被告には「いかに生きるべきかをマジメに考える人で、この世の中を何とか良くしたいと新宗教に入る人は出てくる。それが平田被告の場合、オウムだったということだと思う」と理解を示してもみせた。


 確かに、平田被告は「(小学生ですでに)自分がこの世にいない。世界の実在に対して疑問を持っていた」と法廷で語った。甲野氏は「今後、何にも属さず、深く自分を見つめて、自分が今まさに生きていることそのものの必然性を自覚できれば、そこから自分はこれからどう生きようかという方向も見えてくると思う。素になって、今自分があること、そのものを見つめることをすすめたい」と時折、沈思黙考しながら話した。そして、そうなったときに出る遺族や社会への謝罪の言葉こそが、本当の謝罪となるのではないかとも。


 その境地は「悟り」とも言い換えられる。「もちろん、どこまで行けるかわからないが、それに向かって歩むことが平田被告自身を救うことにもなるだろうし、犠牲となった人の供養にもなると思う」と結んだ。


 甲野氏は平田被告が懲役刑を終えて訪ねてきた場合には、会って話をしてもいいとも明言した。

ページ: 1 2
【関連記事】





ピックアップ
エフケイバ木更津にミス東スポがやってくる!
3月19日、会員制場外馬券発売所「エフケイバ木更津」にミス東スポ2014が来場。当日のメーンレースを中心に大胆予想を披露します。

第23回東京スポーツ映画大賞授賞式
「第23回東京スポーツ映画大賞」「第14回ビートたけしのエンターテインメント賞」(ビートたけし審査委員長=67)の授賞式が盛大に行われた。

元フジアナ・長谷川豊「すべてお話ししますがなにか?」
“女子アナセクハラ被害”を激白した元フジテレビアナ・長谷川豊がマイクをペンに持ち替えて、女子アナたちの嘔吐事件、不仲疑惑、未成年アイドルとの飲酒騒動など“とくダネ”大放出!


おすすめコンテンツ
競馬界に身をおく作者がサラリーマンの生きざまと競馬の魅力をつづる

様々なテーマとスタイルで小蜜があなたを骨抜きにします!

第1回は、本紙が撮影に成功したUFOのニュースをお届けします。

スグに働きたい、高収入を得たい、住み込みで働きたい… 「東スポ求人」ならきっと希望の仕事が見つかるはず!

東スポ動画
昨年2月、卵巣に境界悪性腫瘍が見つかり卵巣と子宮を全摘出。AVを含む一切の活動を一時休止し、その後は抗がん剤治療も受けた麻美ゆまが、東京スポーツ新聞社を訪れ、すっかり元気になった姿を披露した。
注目コンテンツ
開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載!

ビートたけし本紙客員編集長が審査委員長の独自の映画賞!

日本マット界の隆盛、発展を祈念し、東スポが制定したプロレス大賞です。