僕のようなオヤジにも、格好いい時代があったってことを言っても、誰も信じてくれない。はいはい、それで?
たまたま見つけた60~70年代の男性の肖像写真を集めた動画(下に貼った)を見ていた、そういえば、僕らが高校のころ、そんな髪型がカッコ良かった時代だったなと懐かしく思い出した。
いつも時代遅れな話ばかりしているが、ワカモノたちに「おおっ!」っていう声をあげて欲しいときは、むりについていこうとして、最先端の話をしたら絶対にダメだ。昔のロックの話とか、古い映画の話とか、昔話を数打っていると、なにかの拍子に、「あれっ!そんなバンド知ってるんですか?!」って言われたりすることがあって、こっちがびっくりする。つまり、いつのまにかそのバンドがリバイバルして、またワカモノたちの間で流行っていたりするのだ。
オヤジなら、たぶん、誰もがそんな体験をもっているが、鼻息ぶはっ!の幸せな瞬間である。
というからでもないのだが、髪型も、また、昔のものが最先端になる時代がくるかもしれない。来ないかもしれないし、来ないからといって、別にどうでもいいのだが。
さて、昔は、現在、僕のことを「おじい」とか「おっさん」と呼ぶ「ワカモノ」たちがまだ生まれてもいない頃、こんな髪型がカッコ良いとして、流行っていたのだ。
いま、こうしてみると、この写真は、「変な髪型のひとたち」というテーマで集めたもののようにしか見えないが、かつて、60~70年代では、この髪型がほんとうにカッコイイと思われていたのだ。
ともかく、髪は長いほどカッコよかった時代で、かく言う僕も、後ろ髪を長く伸ばしていた。
で、この中に、 高校時代の僕にそっくりの写真があった。
これだ。
(*フェイスブックでこれを読んでくれている高校時代のダチども!うるさいよ!)
いや、ほんとだ。
上の12枚の写真から、16才の僕の面影に一番近いものを選べと言われたら、「天地神明に誓って」、これを選ぶ。
いやあ、見れば見るほど、あの頃の僕に似てるなあ!
(*フェイスブックでこれを読んでくれている高校時代のダチども!黙れ!)
ほんとうに、見れば見るほど、そっくりだ。
僕の写真が流出して、密かにコレクターの間で人気になっていたんじゃないか、って思えてきた。
いや、自慢してるんじゃないんだ。「天地神明に誓って」、ほんとうなんだから仕方がない。
16才の僕って、なんてカッコいいんだ!
(*フェイスブックでこれを読んでくれている高校時代のダチども!もう、いいから!アルバムを引っ張りだすのはやめろ!)
僕の「天地神明に誓って」の信ぴょう性についてはともかく、また、こんな髪型がかっこ良く思える時代が来るんだろうな、いつか。
いや、もう、最新の「ワカモノ」はここにある髪型を、カッコいい!って思ってるかも・・・?