東北の地方紙河北新報社(仙台市)が3月1日、ウェブサイトをリニューアルした。東日本大震災で全国から注目された地域SNS(交流サイト)を、ブログシステムを使った「オンラインコミュニティー」へと変更、地域の人々を読者から書き手へと巻き込みながら他地域に情報を発信していく。東日本大震災の風化を防ぐだけでなく、地方紙の新たなあり方のモデルづくりにも挑んでいる。
■震災を機に読者が全国に広がる
「ニュースとコミュニティーの融合を目指す」。河北新報社デジタル編集部の八浪英明部長はリニューアルの狙いを語る。
河北新報社はニュース記事を掲載する「コルネット」だけでなく、地域SNS「ふらっと」を運営している。ツイッターやフェイスブックも積極的に活用するソーシャルメディアに力を入れている地方紙だ。
今回のリニューアルでは、コルネットを「オンラインニュース」に衣替えし、新聞読者限定のデジタル紙面も新たに加えた。シンプルな画面にし、検索エンジンの最適化や記事公開の期間延長を行った。「ふらっと」を発展させたコミュニティーとは画面上部にあるタブで簡単に切り替えられるようになり、一体感をつくり出した。
コミュニティーの前身であるふらっとは2007年開始。震災直後は、コルネットもふらっともアクセスが急増したが、コルネットは2年で震災前の水準にアクセスが戻ってしまった。一方ふらっとは、月1万ページビュー程度から25万以上に成長し、現在でもアクセスを維持している。地域で発信する人に加え、ボランティアや学生インターンなどで被災地を訪れた人と、SNS上でさまざまなつながりが生まれ読者が全国に広がったためだ。
ツイッター、河北新報社、フェイスブック、コルネット
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