<ボクシング>亀田大毅 減量苦から王座返上か
THE PAGE 3月14日(金)2時0分配信
■「ケジメ」ではなく、あくまで減量苦
亀田ジムは、JBCから、今回の問題に関して、ライセンス保持者が責務を全うしていなかったとの理由で、各種ライセンスの更新不許可の処分を下され、3兄弟の国内ライセンスは、いずれも失効、事実上の国内追放処分となっている。しかし、現在、JBCへ再審査を請求していて、今回の問題についての非は一切認めていない。現在、検討していると見られるタイトル返上も、一連の問題の関しての責任を取るという“ケジメの意味”ではなく、あくまでも、亀田大毅の減量苦による転級を理由にしているようだ。
実際、亀田大毅は、52・1キロのスーパーフライのリミットまで、毎回、10キロ以上の減量を強いられ、計量数日前には、絶食しなければならないほど、ギリギリの戦いを余儀なくされ、試合のコンディションにも影響を与えていた。
■2階級上のスーパーバンタムも視野
フィジカルトレーニングの影響などで、体はひと回り大きくなっていて、スーパーフライ級で戦い続けることは、非常に厳しい状況。もし階級を上げるとなると、バンタムから一気に2つ上のスーパーバンタムまでを視野に入れることになりそうだ。
IBFは、今後、亀田サイドと連絡を取り合って、返上の意思や時期などを確認していく方向だが、早ければ来週中にも亀田大毅が持っているIBFのベルトは返上されると考えられている。返上のタイミングからすると、亀田サイドは、剥奪という最悪のシナリオを避けるため、チャンピオンとしてのプライドを守り、先手を打って決断したようにも見える。いずれにしろ、今後は、亀田大毅だけでなく、亀田興毅の階級を上げての世界挑戦も、海外で行わねばならないため、チャンピオンとして防衛戦を行うよりも、あらゆる意味で困難を極めそうだ。
(文責・本郷陽一/論スポ、アスリートジャーナル)
最終更新:3月14日(金)2時0分
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