<ボクシング>亀田大毅 減量苦から王座返上か
THE PAGE 3月14日(金)2時0分配信
■亀田大毅 王座返上の理由は減量苦
IBF(国際ボクシング連盟)は、日本時間の13日までに、アメリカの本部でチャンピオンシップ委員会及びレイティング委員会を開き、同スーパーフライ級王者、亀田大毅のタイトル保持問題について協議を行ったが、委員会の中で、亀田がタイトル返上を検討しているとの情報が出されて結論は先送りとなった。亀田大毅の返上理由は減量苦による転級とされているようだ。
先日、IBFの最高トップであるダリル・ピープルズ会長が、緊急来日して、12月に行われたWBA、IBFの世界スーパーフライ級統一戦において、IBFの立会い人のリンゼイ・タッカー氏が、試合前に「負けても空位」と、公式会見で見解を述べ、試合後に「負けても防衛」と発言を一転させたことで、日本のボクシング界を大混乱させ、ファンの信頼を失ったことについて統括組織であるJBC(日本ボクシングコミッション)に謝罪した。
今回の問題に関してのIBFの立場と、今後の再発防止を明確にするためのJBCとの共同声明が近く発表されるが、そのIBFとの会談の場で、JBCは、亀田大毅のタイトルを空位とすることを要求していた。
IBFルールでは、対戦相手が計量に失敗して失格となった場合、「負けても防衛」と規定されていたとしても、統一戦ルールは特別なものであり、事前のルールミーティング後の公式会見で「負けても空位」と発表しているのだから今回の防衛は認めないというJBCのスタンスを改めて強調していた。
ピープルズ会長は、「IBFルールでは負けても防衛が正しい」としたが、IBFの副会長でもある責任を持った立会い人が、混乱を招いたという事情もあって、日本の統括コミッションからの要求を真剣に受け止めて「重大な決断をする」と断言していた。
■タイトル剥奪は行わず”返上”を優先
実際、タイトル剥奪も視野に入れていたが、絶妙のタイミングでタイトル返上話が情報として入ってきたため、これを“渡りに船”と考え、「重大な決断」は行わなかった。もし亀田サイドが、正式にタイトルを返上する場合は、IBFとしては、その選択を最優先して剥奪などの処置は取らない考え。JBC側も、IBFの決定を尊重すると見られる。
最終更新:3月14日(金)2時0分
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