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ごみ置き場に破った本の一部か 再逮捕へ3月14日 6時10分
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東京都内の図書館や書店で、「アンネの日記」などの本300冊以上が破られた事件で、図書館で本を破ったことを認める供述をしている男が、破った本のページを川やゴミ置き場に捨てたことを認め、供述どおり、その一部とみられるものが見つかったことが警視庁への取材で分かりました。
警視庁は男が一連の事件に関わった疑いが強まったとして、近く器物損壊の疑いで再逮捕する方針を固めました。
この事件は、都内の8つの自治体の公立図書館や大型書店で、「アンネの日記」やアンネ・フランクの伝記などの本合わせて300冊余りが破られているのが見つかったものです。
警視庁で、防犯カメラの映像を分析するなど、捜査を進めた結果、小平市の30代の無職の男が先月、被害があった東京・池袋の大型書店にビラを貼る目的で不法に侵入したとして、今月7日に建造物侵入の疑いで逮捕し、事情を聞いていました。
男は図書館で本を破ったことを認める供述をしているということですが、そのあとの調べに対し、「破った本は川やゴミ置き場に捨てた」と供述し、供述に基づいて捜索したところ、破られた本の一部とみられる紙が見つかったことが警視庁への取材で新たに分かりました。
被害があった図書館の一部では、よく似た男が防犯カメラに写っていたということで、警視庁は男が一連の事件に関わった疑いが強まったとして、近く器物損壊の疑いで再逮捕する方針を固めました。一方で、男の言動には不可解な点もあるということで、刑事責任能力についても調べています。
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