ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始めいつのまにか、トライアスリートになってしまった私。

【小保方学位論文についてのコメント】難波先生より

2014-03-12 18:40:04 | 難波紘二先生
【小保方学位論文についてのコメント】
「序論」部分の構造は以下のようになっている。(文章はNIH広報記事の丸写し)
Contents
1. Background
1.1 General Introduction  1
• Importance of stem cells
• Unique properties of all stem cells
1.2 Adult stem cell  7
• History of Adult stem cell research
• Function of adult stem cells
1.3 Research methods for identifying adult stem cells  10
• Normal differentiation pathways of adult stem cells.
• Transdifferentiation.
1.4 Pluripotent stem cells - 14
 • The similarities and differences between embryonic and adult stem cells
 • Embryonic stem cells
 A. Establish of embryonic stem cells grown in the laboratory
 B. Tests for identifying embryonic stem cells
 • Induced pluripotent stem cells
1.5 Possibility of existence of adult pluripotent stem cells - 20
 • Spore-like stem cells
1.6 Hypothesis of this research - - 23〜26
 全体の叙述は1.5 「芽胞様幹細胞」の存在を確信し、それらが
1) 3胚葉への分化能力を持つ、
2) これらの細胞は小さく、「ストレス耐性」である、
3) それらは単一細胞としてでなく、「小塊」を作って増生する、

これを実証したと称するのが、この「学位請求論文」である。
この内容は「ネイチャー」論文と基本的に同じである。言い換えると、この学位論文が認められたから、理研に移りより大がかりに、多くの人を巻き込んで「論文製造」に走ったのだといえる。その意味で早稲田大学の責任は大きい。いわば詐欺師にお墨付きを与えて世間に出したわけだから。

 生体の内部に三胚葉性の臓器ごとに「幹細胞」があり、それは芽胞様細胞の形態をしていて、各種のストレスに耐性である、というのはヴァカンティの「妄想」である。彼はひたすらその説を信じて、実験によりそれを証明してくれる「忠実な弟子」を必要としていた。生命科学の知識に乏しい小保方晴子は、まさに彼にとってうってつけの人物だった。
 ヴァカンティの妄説を信じた小保方が、帰国して理研にもぐり込み、巧みに周囲の指導的研究者をたぶらかして、自分の研究を信じこませた。そこから今回の喜劇が始まった。「SATP細胞」は小保方の妄想の中にしか存在していない。
 喜劇は終わった。みんないい加減に眼を覚ませ。
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早稲田大学
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