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東芝データ不正流出、容疑者宅のPC押収
大手電機メーカー「東芝」のフラッシュメモリーについての研究データを韓国企業に不正に渡したとして、警視庁は、東芝と提携していた半導体メーカーの元技術者の男を逮捕した。
不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県北九州市に住む杉田吉隆容疑者(52)。警視庁によると、杉田容疑者は2008年に、東芝と業務提携していた半導体メーカー「サンディスク」で働いていた際、営業秘密にあたるNAND型フラッシュメモリーの研究データをコピーし、転職先の韓国の半導体メーカー「SKハイニックス」に不正に渡した疑いがもたれている。
杉田容疑者は2008年、サンディスクを退職した直後に、韓国のSKハイニックスに転職。その後、退職していた。
逮捕された杉田容疑者は、北九州空港から飛行機で、身柄を東京へと移されている。警視庁は、杉田容疑者の自宅から、パソコンなどを押収しており、今後、情報漏洩の経緯などを詳しく調べる方針。
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