データ不正流出、サンディスク元技術者逮捕

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データ不正流出、サンディスク元技術者逮捕

< 2014年3月13日 15:16 >


 大手電機メーカー「東芝」のフラッシュメモリーについての研究データを韓国企業に不正に渡したとして、警視庁は13日午後、東芝と提携していた半導体メーカーの元技術者の男を逮捕した。

 不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県に住む杉田吉隆容疑者(52)。警視庁によると、杉田容疑者は2008年に、東芝と業務提携していた半導体メーカー「サンディスク」で働いていた際、営業秘密にあたるNAND型フラッシュメモリーの研究データをコピーし、転職先の韓国の半導体メーカー「SKハイニックス」に不正に渡した疑いが持たれている。

 杉田容疑者は2008年、サンディスクを退職した直後に、韓国のSKハイニックスに転職。その後、退職していた。

 警視庁は、不正競争防止法違反の疑いで逮捕状を取り、13日朝から福岡県北九州市内で杉田容疑者を取り調べていた。これから身柄を警視庁に移し、情報漏えいの経緯などを詳しく調べる方針。

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