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多文化共生、経済の力に 浜松国際交流協がセミナー

(2014/3/10 08:57)
地域経済活性化に向け、在住外国人の特性の生かし方を考えたセミナー=浜松市中区の市多文化共生センター

 浜松国際交流協会は9日、セミナー「多文化で地域経済を活性化する」を浜松市中区の市多文化共生センターで開いた。地元経済関係者や在住ブラジル人起業家ら約80人が、在住外国人の特性の生かし方について考えた。
 市の委託事業として初開催した。在日ブラジル商業会議所の村永アルツール、邑井フランキ勇両副会頭が「外国人の特徴をどう生かすか」と題して講演した。村永副会頭は日本人は悲観的でブラジル人は楽観的と気質の違いを指摘し、その例として「日本語の『検討します』はほとんどノーの意味になるが、ポルトガル語に訳すとイエスにとらえられる」と説明した。一方で、「両方の人材が協力することで最高のアイデアを生み出せる」として、相互理解の重要性を語った。
 邑井副会頭は「それぞれの商慣習に慣れることが大事」などと話した。市内などで食料品店を展開するアイ・ビー・フォックスフーズの玉田エジソン社長らも、日本での起業の苦労話を披露した。

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