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原発事故で屋内退避のガイド本
3月13日 5時18分

新潟県長岡市は、柏崎刈羽原子力発電所で事故が起きた際、被ばくを避けるため家の中に入って身を守る「屋内退避」の方法を説明する住民向けのガイドブックを作成しました。

原発事故に備えた国の防災指針では、原発から30キロ圏内の自治体に防災対策を重点的に行うよう求めています。
これを受けて長岡市は、防災計画の中で原発事故の際は、被ばくを避けるためまず家の中に入って身を守る「屋内退避」を行うよう定めていて、その具体的な手順を説明するガイドブックを作成しました。
この中では、家の中にとどまる際は窓を閉めたうえで換気扇を止めて外気が室内に入り込むのを防ぐよう呼びかけています。
ガイドブックは13万部作成され、来月市内のすべての世帯に配布されるということです。
長岡市の森民夫市長は「原発事故が起きた場合は、やみくもに避難して渋滞などの混乱が起きないようまずは屋内に退避するよう丁寧に説明していきたい」と話しています。

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