「社会人基礎力育成グランプリ2014」の受賞者が決定しました!
本件の概要
経済産業省は、3月10日に、大学の授業を通じてどれだけ社会人基礎力が伸びたか学生チームが発表しその成長度合いを競う 「社会人基礎力育成グランプリ2014」を開催し、受賞校を決定しました。
1.受賞企業・団体(詳細の取組は別紙参照)
【大賞(経済産業大臣賞)】
中部地区代表:中京大学
発表テーマ:
地元の化粧品製造企業との産学連携プロジェクトを通じた社会人基礎力育成の取組
取組内容:
化粧品メーカーと連携して商品開発・販売協力に取り組むことにより、専門知識を活用し、社会貢献と社会人基礎力の向上を図ることができた。具体的には、学生目線での商品を考え、裏づけ調査を実施することにより、企業に説得力のある提案を行った。その結果として、同社の若者向け新商品として採用され、その販売先の温浴施設のみならず、 旅行会社の協力を得て、観光都市の観光協会にもプレゼンを行うことで、温泉と健康美容の総合地域活性化プランに採用される成果を上げた。
受賞のポイント:
経営学等で学んだ専門知識を実践で生かすため、主体的に課題を設定し、調査・分析を行いデータの裏付けに基づいたアクションを起こしている。また、商品開発にとどまらず、販路開拓まで解決方法を考える過程で、「考え抜く力」が伸びたと評価される。
【準大賞】
関東地区代表:創価大学
発表テーマ:日本のモノづくりを世界へ!
日本人留学生の力で中小企業の海外進出を促進!
近畿地区代表 :京都光華女子大学短期大学部
発表テーマ:学生提案型授業を通した高知県嶺北地域の活性化
~女子短大生にできること~
2.選出方法
平成25年12月に全国6地区で予選大会を開催し、各地区代表校7校(関東は2校)を選出。そして、平成26年3月10日に拓殖大学にて開催された「社会人基礎力育成グランプリ2014」において、審査委員会による審査を経て、大賞1件、準大賞2件を決定しました。各大学の取組の詳細については、別紙をご確認下さい。
3.「社会人基礎力」とは?
ビジネスを取り巻く環境や若者が育つ環境の変化に伴い、現代の社会人には「新しい価値創出に向けた課題の発見」「解決に向けた実行力」「異文化と融合するチームワーク」といった、どの職種にも共通する基礎的な能力が求められています。経済産業省ではこのような能力を「社会人基礎力」(http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/about.htm)と定義し、その育成や普及に取り組んでいます。
※社会人基礎力に関するサイト
- 経済産業省HP社会人基礎力ページ http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.htm
担当
経済産業政策局 産業人材政策室
公表日
平成26年3月11日(火)