2010年10月06日の記事
ファフナー攻略(初心者用)
- ななぱち
- 2010/10/06 02:40
ファフナーは運以上に技術が重要な機種だと思います(もちろん運も必要)。
実機を打ったことのある方は攻略法について詳しく知っているかと思いますが、ハンゲームのななぱちで初めて打つという初心者の方には非常にハードルが高い機種だと思います。
そこでファフナーの攻略と題して、基本的な打ち方の流れと自分がやっている打ち方について、できるだけ初心者にわかりやすいよう紹介してみます。
この記事を見てファフナーを打つ人が増えてくれると嬉しいです。
◎ファフナー基本事項
・スペックはななぱちの機種紹介を参照。
・デジタル(画面の数字)が揃っても事実上の当たりではない。
・”基本は”、「デジタル当選→ベロ(左の入賞口)に入賞→羽根(上の開くところ)開放→羽根に入れる→中央の抽選機構でV入賞」によって当たりとなる。
・”例外として”、「デジタル当選→ベロに入賞」の時点で、以降の過程を経ずに直撃で当たることがある(プレミア:翔子直撃)。
・デジタル当選後にベロ入賞を逃すことがベロパン、羽開放時に一発も羽根に入らないことが羽根パン。
・羽根が開いたとき、普通に入っていく下のルートをNR(ノーマルルート)、羽根が閉まるときに羽根が玉を打ち上げてのみ入ることのできる上のルートをSR(スペシャルルート)という。
・NRには最大1発、SRには最大2発まで抽選に有効な玉が入る(それより多く入った分は消える)。
・NRからのV入賞(当たり)確率は1/8、SRからのV入賞確率はSR1発で1/2、SR2発で当確。
・羽根の開放パターン(開放”タイミング”ではありません)には1.7秒×1回のロング開放(95%)と0.3秒×4回のショート開放(5%)の2つがある。
・羽根の開放パターンがショート開放の場合、ベロ入賞後液晶に乙姫のムービーが流れる(最初に黄色っぽいの(フェストゥム?)が映るやつ)。
・羽根開閉の回数が多いショート開放は、その分玉がSRに入りやすい(はず)。
・初当たり(翔子直撃を除く)後は時短が2回(45%)か5回(55%)の乙姫チャンスに突入し、それぞれその回数だけ前述の抽選に挑戦できる。
・乙姫チャンス中に再度V入賞できれば、その当たり後は時短10回のスーパー乙姫チャンスに突入し、スーパー乙姫チャンス中のV入賞後は毎回スーパー乙姫チャンスとなる。
・翔子直撃による当たりの後は、無条件でスーパー乙姫チャンスとなる。
・乙姫チャンス及びスーパー乙姫チャンス中のみ、ベロパンをしても残り時短回数が減らない(羽根パンは減るので注意)。
・プレミア演出でデジタル当選した場合でも、V入賞しなければその演出のカードは得られない(翔子直撃を除く)。
◎中央の抽選機構について
ネット上に数多くあるファフナーの攻略サイト的なのを見るとよく書いてあるので既にわかる方は多いと思いますが、この中央の抽選機構にはある法則があります。
それは、回転体左にある玉のストッパーが出てくるタイミングによって、NR及びSRからの抽選が回転体のどの位置に入るのかを判別可能であることです。
ちなみにストッパーはベロ入賞後に出てきます。
具体的な判別は、ストッパーが出てくる瞬間に回転体のVがどの位置にあるかによって行えます。
ストッパーが出てきた瞬間における回転体のV位置を時計の短針の位置で大まかに表現すると、
12時 〜 4時半→SRでV入賞可能
5時 〜10時 →SR2発でのみV入賞可能(通称:絶望(ゾーン))
10時半〜11時 →NRでV入賞可能
11時 〜11時半→NRもしくはSRのどちらでもV入賞可能
となっています(誤差や例外パターン(後述)もあるので注意して下さい)。ちなみに、SRに2発入った場合はストッパーのタイミングに関わらず無条件でV入賞確定です。
図(1)
この図のタイミングでストッパーが出てきた場合、ほぼ確実にNRでV入賞できます。
◎羽根開放〜V入賞抽選までのポイント
・羽根開放パターンがショート開放である場合(液晶に乙姫のムービーが流れる)は、玉を打ちっぱなしにしましょう。
・羽根が開放する際、その前触れとしてピピピッ!ピッピッピッ!という感じの電子音が鳴りますが、しばしばベロ入賞後すぐの非常に早い段階で鳴り出すことがあります。その場合はストッパーによる判別を即中断し羽根への打ち出し(SR狙い)に集中しましょう。
・ベロ入賞後液晶に翔子のカットインが入った場合は、次に挙げるいずれかの結果となり、確率上そのほとんどはAとなります。
@カットインがそのまま画面全体に広がり翔子直撃確定(プレミア)。
ANRからの抽選がVもしくはVの前後(つまり左右)のいずれかに入る。
・希に翔子カットインと、羽根ショート開放予告である乙姫ムービーが重複する場合があります(翔子カットイン後乙姫ムービー)。その場合も前述の通り、玉を打ちっぱなしにしてSRを期待しましょう。
・NRとSRそれぞれに1発ずつ入った場合も、NRに入らずSRにのみ入った場合も、SRからの抽選は同じタイミングで行われます。
・ストッパーの出てくるタイミングが10時〜10時半辺りの場合は絶望かNRのどちらかなので、この場合はSRを狙わず玉を打ちっぱなしにして確実にNRを狙う方が良いと思います。
・非常にごくごく希に、NRからのV入賞が期待できない絶望ゾーンであるにも関わらず、玉が回転体の仕切りに当たって跳ね返ることによりVに入賞する例外パターンがあります。
・SR狙いで玉を打ち出したとき、希に1発目が跳ね返って2発目と合流し、1発目と2発目の両方の玉が羽根に打ち上げられてどちらもSRに入る場合があります(その場合V入賞確定)。この事と前述の例外パターンがあることから、例えストッパーによる判別で絶望ゾーンだと分かったとしても、あきらめずに打ち出しをした方が良いと思います。
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以上がいくつか自分の意見を加えた大まかなファフナーの打ち方です。
以下では、自分が最近やっているSRの狙い方について解説してみます。
あくまでも打ち方の一例ですので、この方法だと必ず当てられるというものではありません。
むしろ既にファフナーを打ちまくって慣れている方々にとっては、タイミングなどが異なり逆に打ちづらいものだと思います。
更にファフナーのSR狙いの打ち方は細かいタイミングが要求されるだけでなく、玉の動きや釘の状態、そして運が大きく関わってくるのでその状況に合わせて自分で微調整する必要もあります。
それらを踏まえて、SR狙いがまだ上手くいかない方のSR成功率を上げるための”参考程度”に見てみて下さい。
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◎ハンドル位置
ハンドル位置と書きましたが、ハンドルの画像を見せてもわかりにくいと思うので、どの位置を狙って打つのかを説明します。
図(2)
図の青い矢印がファフナーにおける打ち出しの基本らしいです。打った玉が@とAの釘の間を抜けていくようにハンドルを微調整します。このとき、釘設定が良いほど通り抜ける割合が高くなるようです。
通常時、デジタル当選後の止め打ち時、大当たり消化時の全てにおいて、ハンドルはこの位置から変えないでおく方が良いです。
◎ハンゲームのななぱちにおける玉の打ち出し間隔
御存知の方も多いと思いますが、打ち出しを止める(ハンドルのストップボタンを押す)タイミングによって、次に打ち出しを始めた時の第1発目の射出タイミングが変わります。
具体的には、玉が出てすぐ止めると、次打ち出す第1発目が遅くなり、玉が出てしばらくして(次の玉が出る寸前に)止めると、次打ち出す第1発目が早くなります。
以上の理由から、SRを狙う手順にはタイミングを図って打ち出しを止める”打ち止め”の行程が入ります。
◎SR狙いの流れ
@デジタル当選
Aベロ入賞
B打ち止め
Cストッパーによる判別
D打ち出し
以上が大まかな流れとなります。
羽根開放パターンがロング開放の時、1発目がNRに、2発目がSRに入ることを狙った打ち方です。
「羽根開放〜V入賞抽選までのポイント」の項目に書いてあるように、羽根開放パターンがショート開放であった場合はB、Dを行わず、最初から玉を打ちっぱなしにします。
以下にB〜Dを更に詳しく書いていきます。
B打ち止めのタイミング
図(2)に示した、@、A、Bの釘の間に玉が収まる瞬間にストップボタンを押します。
玉が壁に当たる瞬間を目安にすると良いです。
単純です。・・・が、これが重要です。
Cストッパーによる判別
まず、中央の抽選機構はクリックして拡大しておくことをおすすめします。
判別方法は、「中央の抽選機構について」の項目に書いてある通りです。
基本的にはSR狙いで打ち出しを開始しますが、NRによるV入賞が確実な場合や、NRでV入賞可能か絶望かが判断できない位置の場合には、即座に打ち出しを再開して打ちっ放しにして下さい。
SRで入賞可能ならもちろんSRを狙いますが、絶望ゾーンでも練習としてSRを狙いましょう。ごく希に絶望でもV入賞があり得ますので。
あえて判別を行わず、抽選を見て楽しむというのも一つの選択だと思います。
ストッパーを見ると緊張してSR狙えない!という方や、普段はストッパーによる判別を行っていても、羽根開放が早かったり、ついうっかりで判別できなかった時のために、NRからの玉の回転体への着弾位置によるSR判別を載せておきます。つまり、SR狙いに失敗した時でも、もし成功していたらV入賞していたかどうかを調べることができるわけです。
図(6)
黒い点線がSRゾーンと絶望ゾーンの境目で、オレンジ色の矢印側がSRゾーンです。
つまり、点線よりオレンジ色の矢印側にNRからの玉が着弾した場合、SRでV入賞可能ということです。
D打ち出し
図(3)
羽根が閉まっている状態を@、羽根が開ききった瞬間をA、そして打ち出しを開始する(ストップボタンを押す)タイミングをBとすると、@→A→Bが等間隔になるようイメージして打ち出しを再開してみて下さい。
ピピピッピッピッピとは別に鳴る音で、羽根開放直後に鳴るキュイキュイキュイイーーンという感じの音の最初のキュイと同時かその寸前の瞬間に押す感じです。
「静かな湖畔」というスイス民謡があります。
静かな湖畔の森の影から〜♪という歌い出しで、聞いたことのある方が多いと思います。
その曲に、カコ、カコ、カコカコカコ〜♪というフレーズがあります。
(タイミングを合わせやすいよう「カ」と「コ」以外の歌詞の文字は省いています。)
自分はそのフレーズを頭にイメージしてSR狙いをしています。
具体的には「カ」が羽根の開いた瞬間で、「コ」が打ち出しの瞬間です。
この曲のこのリズムが自分的にぴったりです。
そしてもちろんこの打ち出しタイミングは上述の打ち止めタイミングとセットです。
◎羽根開放”タイミング”のシフトについて
羽根開放”パターン”のほとんどは、以前に述べた通り1.7秒×1回のロング開放(95%)です。
しかし羽根に玉が3発入ると、開放時間に関係なくその時点で羽根が閉じるようになっています。
そしてこの時、
※羽根に玉が3発入って早めに閉じると、その分抽選も早めにシフトする(つまりズレる)!
という現象が起こります。
SRを狙う止め打ちでは羽根に2発までしか入らないため気にしなくて良いのですが、NR等で打ちっ放しにする場合はこの現象が問題になってきます。
つまり、上の現象が起こるとその分抽選も早められるため、本当はNRだった抽選が絶望方向にシフトしてしまうわけです。
そもそもロング開放の1.7秒という間隔は打ち出した玉3発が入るのにちょうどぴったりな間隔なので、早め3発INは頻繁には起こりません。
ところが、羽根が開く寸前に来て釘に弾かれた玉が羽根開放直後に入ってしまうと、その後の2発でもう3発入ったことになり、上のような羽根の早期閉鎖が起こります。
したがって結論としては、ストッパー判別でNRだと分かった場合、NRに1発入ったのを確認した瞬間に打ち止めし、早め3発INを防ぐ方が良いと思われます。
◎タイミングの微調整
打ち出しストップのタイミングが遅い場合、その分打ち出しのタイミングが早くなってしまいます。また、逆に打ち出しストップが早い場合はその分打ち出しが遅くなります。
SRを狙う2発目の玉が羽に入らない場合、打ち出しストップのタイミングをほんの少しだけ遅くすると上手くいく場合があります。もしくは打ち出し再開のタイミングをほんの少しだけ早める方法でも良いと思います。
以上の微調整は0.1秒もあるかないかぐらいの本当に微妙な調整です。したがって何度かやっていく内に上手くいくタイミングがつかめてくると思います。
タイミングの微調整についてほんの少し細かく書いてみます。
まず、SRを狙う打ち出し2発目の玉の軌道を目で追って、図(4)中のどの軌道なのかを判断して下さい。
図(4)
白い矢印はSR狙いほぼ失敗確定の軌道です。運が悪いだけで、タイミングの問題ではありません。
Bの軌道は、跳ね返った後あまり左に戻らず、早めに右下に流れるパターンです。
図(4)に示した@、A、Bのルートが、SR狙いの成功しやすい主な軌道です。
つまり簡単に言うと、@、A、Bの軌道を通ってSR狙いに失敗した時のみ微調整をして、白い矢印やその他の軌道を通って羽根に入らなかった場合は微調整の基準にできないので次も同じタイミングでSRを狙うということです。
ちなみに、自分の見た感じでは、玉が羽根上に来るタイミングを比べると、(早い)B>A>@(遅い)だと思います。自分はそれを踏まえて、SR狙いが失敗した時の微調整を行っています。
※更に細かく言うと、これら”玉の軌道”の他に、玉の打ち出し強さが関わってきます。
具体的には、玉は図(5)の青い矢印付近から発射される(より正確には「玉が現れる」)ことが多いのですが、しばしばその上の位置から発射されたり、たまに赤い矢印付近の位置から発射されたりします。
図(5)
赤い矢印付近から発射された玉は当然青い矢印付近から発射された玉より早いタイミングで釘や羽根に到達することになるので、つまりこの時に「あ、早かったか」と微調整をするとよりタイミングがずれて混乱したりするわけです。
これを見分ける方法は、(合っているかどうかは分かりませんが)、時々玉が勢い余ってNR入り口の穴でぐるぐる回ってから入って行く場合がありますが、それがこの赤い矢印付近からの発射パターンだと考えています。でもこれは半分以上予想なので違う気もします(汗”
とにかく、言いたいことは、NRの入り口で玉がぐるぐる回った場合も不可抗力によるミスで、タイミングが悪いわけではないということです。
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ここまで全部読んでくださった方は少ないと思いますが、一部でも読んでくださりありがとうございます。
一応、必ず出せるという方法ではないので、この方法で玉が増えなかったとしても責任は取れませんのでそこのところよろしくお願いします。
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2010/11/19
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