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東芝研究流出、提携先元技術者の男を逮捕

読売新聞 3月13日(木)14時56分配信

 東芝の主力製品「NAND型フラッシュメモリー」の研究データが韓国企業に不正流出した事件で、警視庁は13日、東芝と業務提携していた米・半導体メーカー「サンディスク」の日本法人の元技術者で、無職杉田吉隆容疑者(52)(北九州市門司区)を不正競争防止法違反(営業秘密開示)容疑で逮捕した。

 調べに対し、杉田容疑者は容疑を認めており、同庁は、データの持ち込みと引き換えに、韓国企業に転職したとみて流出の経緯を詳しく調べている。

 発表によると、杉田容疑者は2007年4月から08年5月の間、当時勤務していた東芝の四日市工場(三重県)で、最新のフラッシュメモリーの研究データを同社管理のサーバーから記録媒体に無断でコピーして持ち出し、韓国の半導体大手「SKハイニックス」に転職した08年7月、USBメモリーに記録したこのデータをSK社に提供した疑い。

最終更新:3月13日(木)21時43分

読売新聞

 

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