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<無観客試合>「一部」の暴走に怒りの声

毎日新聞 3月13日(木)20時40分配信

 応援の熱の入れようではJリーグ1、2を争う浦和レッズサポーター。今回の厳重処分については、一部サポーターの「暴走」に怒りを示す声が相次ぎ、「処分も仕方ない」とする一方、試合当日にスタジアム前まで行って選手との連帯を示したいとの意見も出た。

【処分内容の詳細は】浦和に無観客試合 Jリーグ初の処分差別横断幕

 さいたま市北区の主婦、大塚恵利子さん(41)は、夫と小学生の息子2人の家族4人でホームでの試合を必ず観戦してきた。「サッカーを通じていろんな人と仲良くなったので残念。一部のグループのせいで楽しみが奪われた」と話す。

 サポーター歴20年以上という男性会社員(70)は「今年はワールドカップがあるのに、それに水を差すような行為。不謹慎で軽率だ」と語気を強め、レッズ設立当初からのサポーターという女性会社員(30)も「処分をしてもらう方がこういうことが無くなる。撤去の遅かった運営側にも問題がある」とクラブ側の対応にも疑問を投げかけた。

 応援のため東京都内から同市に引っ越してきたという女性会社員(33)は「サポーターが選手の足を引っ張ることになってしまった」と残念そう。その上で「無観客試合の日もスタジアムの外に行くと思う」と話した。

 レッズサポーターが集うネット掲示板でも話題が沸騰。「外国人選手はけがでいないけれど、日本人選手だけで戦うぞ、という意味だと感じた」と擁護する声もあるものの、ごく少数。ほとんどは批判するものだった。「以前はレッズのサポーターが世界一と思っていたけれど、今は世界一恥ずかしい」と悲しむ声も記された。【川畑さおり、西田真季子、安高晋】

最終更新:3月13日(木)23時38分

毎日新聞

 

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