2014年3月13日12時14分
低気圧が九州の西を通過したのに伴い、九州・山口では13日未明から明け方にかけて風雨が強まった。鹿児島地方気象台によると、屋久島では午前7時31分までの1時間に、3月としては観測史上最多となる100・5ミリの猛烈な雨を記録した。低気圧は同日夜にかけて、発達しながら東に進む見込み。
また、同気象台は、九州南部、奄美地方で「春一番」が吹いたと発表した。鹿児島県枕崎市で最大瞬間風速18・8メートル、宮崎県都城市でも同16メートルを記録した。鹿児島市の最低気温は16度と5月上旬並みだった。
鹿児島県屋久島町に13日午前7時30分ごろ、荒川登山口に向かう町道が土砂崩れでふさがれた、と連絡が入った。荒川登山口は縄文杉に向かう登山道の入り口で、東京からの修学旅行生ら200人以上を乗せたバス4台が一時立ち往生。重機で土砂を除き、乗客は別のバスで避難した。けが人はいないという。
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朝日新聞社会部
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