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【プロ野球】

大谷が2打席連続タイムリー

2014年3月13日 紙面から

◇日本ハム8−0西武

 日本ハムは先発枠入りを目指す上沢が力のある直球で押して5イニングを無得点に抑えた。2番手の斎藤は打たせて取る投球で4イニングを無失点。打線では大谷が2安打3打点と勝負強さを見せた。西武は野上が制球力を欠き3イニング7失点だった。

 練習量は少なくても、非凡な打撃センスで打つ。8日の阪神とのオープン戦(甲子園)に先発登板し、5イニング1失点で勝利投手になった大谷。4日ぶりの試合出場は「3番・指名打者」だったが、2打席連続適時打でスタンドを沸かせた。

 第1打席からバットが火を噴いた。1回、先制して、なお無死二塁。野上の初球スライダーを振り抜くと、打球は右中間を真っ二つ。適時三塁打に「いい感じでいけたと思います」と振り返った。

 第2打席も快音を響かせた。2回1死二、三塁。今度は高めのスライダーをコンパクトに中前へはじき返す2点適時打だ。今年は投手に重点を置いて練習してきた。打撃練習に割く時間は多くはないが、それでも結果を残している。野手として出場したオープン戦3試合は全て複数安打をマーク。13打数6安打、打率4割6分2厘、1本塁打、6打点と堂々たる成績だ。

 栗山監督は「翔平らしかったね」と、当然の働きと言わんばかり。今年の二刀流は、さらに磨きがかかっている。 (水足丈夫)

 

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