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【プロ野球】

ライアン小川に「打たれろ」指令

2014年3月13日 紙面から

13日の先発に備えダッシュするヤクルト・小川=兵庫・ほっともっとフィールド神戸で(竹村和佳子撮影)

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 開幕投手が確実なヤクルト・小川泰弘投手(23)に「打たれろ」の珍指令だ。13日、開幕カードでもあるDeNA戦に先発する予定の小川に対し、小川淳司監督(56)が「この辺でちょっと打たれておいた方がいい」と話した。

 珍指令には意図がある。「オープン戦で順調に結果を出して公式戦を迎えるより、良くなかったから公式戦ではなんとかしてやろうという気持ちで臨んだ方がいい」。指揮官はこう語る。

 ここまで練習試合を含めた実戦は2試合、計5イニングで1安打無失点。前戦のオリックス戦では、3イニングパーフェクトで5奪三振と圧巻投球だった。2年目のジンクスなどどこ吹く風。怖いくらい順調すぎるだけに指揮官は、好事魔多し、が心配なようだ。

 「打たれろ」と聞いた小川は「走者を出したら、それも練習と思って投げたい」と、珍指令にも冷静だ。13日は5〜6イニング投げる予定で「それほど順調でもない。ファーストストライクをどう取るか、走者を出した時の制球、バント処理などを確認したい」と自ら課題を設定していた。

 小川はこの日、ほっともっとフィールド神戸でキャッチボール、ダッシュなど登板前日の調整を行った。とはいえ、13日の天気予報は土砂降りの雨。中止となった場合は、15日楽天戦(静岡)のリリーフ登板で調整する。 (竹村和佳子)

 

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