中国全人代閉幕で首相は成長に自信、商品一部デフォルト「不可避」
[北京 13日 ロイター] - 中国の李克強首相は13日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)閉幕にあたり記者会見し、厳しい経済環境の中で一部ローンのデフォルト(債務不履行)は「避けられない」と述べ、危機に陥った全ての投資商品を救済する考えはないことを示唆した。
首相は経済が困難に直面していることを認めつつ、中国の見通しに過度に悲観的な見方をする人はこれまで常に間違えていた、と指摘。「われわれは、今年の経済成長を妥当なレンジに維持するための能力とあらゆる手段を持っていると信じている」とし、「われわれは金融商品のデフォルトを望まないが、一部では避けられない」と述べた。
首相は、経済成長がどれほど減速すれば政策手段を発動するのかとの質問には直接答えず、経済成長よりも雇用創出に重点を置くと強調した。
<汚職行為は「誰であろうと許さず」>
一方、李首相は腐敗問題については明確に回答。「汚職行為や腐敗官僚は一切許さない。誰であろうと、地位がどれほど高かろうと、法の前では誰もが平等だ」と述べた。
首相は具体的な名前に言及しなかったものの、中国共産党最高指導部メンバーだった周永康・前党政治局常務委員をめぐる汚職調査が進んでいるとの見方が広まっている。
*内容を追加して再送します。
© Thomson Reuters 2014 All rights reserved.