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30代の男が犯行認める供述 アンネ本破損
東京都内の公立図書館や書店で、「アンネの日記」や関連書籍が破られているのが相次いで見つかった事件で、別の容疑で逮捕されている30代の無職の男が、図書館で本を破ったことについて認める供述をしていることがわかった。
この事件は、ページを破られた状態の「アンネの日記」や関連図書が都内の公立図書館で300冊以上相次いで見つかっているもので、警視庁は、連続器物損壊事件として捜査している。先月には、豊島区南池袋にある書店でも、数十ページにわたって破られた「アンネの日記」2冊が見つかっていた。
その後の捜査関係者への取材で、この書店で先月22日、店内に無断でビラを貼ったとして、建造物侵入の疑いで逮捕された30代の無職の男が、図書館で書籍を破ったことについて認める供述を始めていることがわかった。
警視庁は、男が一連の事件に関与している可能性があるとみて、慎重に裏付け捜査を進めている。
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