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【今週の住活トピック】
『2014年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関西版』の「20代~40代編」と「50代~60代編」を発表 /リクルート住まいカンパニー
http://www.recruit-sumai.co.jp/press/2014/03/2014–2040-.html
http://www.recruit-sumai.co.jp/press/2014/03/2014–5060-.html
リクルート住まいカンパニーでは、「2014年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版」と「2014年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関西版」をそれぞれ「20代~40代編」と「50代~60代編」に分けて発表した。前回(関東版)に引き続き、今回は関西(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県)に居住している人を対象とした「関西版」の結果について、詳しく見ていこう。
1位「西宮北口」、2位「梅田」、関東と同じく3位以降に異変?
まず、20代~40代の住みたい街(駅)ランキングを見よう。関西圏でも1位と2位は昨年と変わらず、「西宮北口」と「梅田」だった。しかし、「江坂」が急上昇して3位に入り、以降は下表のように「岡本」「千里中央」「夙川」「御影」といった人気の住宅街、「なんば」「神戸三宮」「天王寺」といった便利な街が入った。結果として、人気沿線で2トップの阪急神戸線と地下鉄御堂筋線の街(駅)が9つを占めるなど、圧倒的な強さを見せつけた。
2014年版の注目ポイントは、なんといっても13位から3位に躍進した「江坂」。
江坂は、後述する50代~60代ではトップ10に入っていないが、20代~40代ではライフステージを問わず男性から人気があった。また、江坂特有な点としては、他県ではトップ10に入らないが、圧倒的に大阪府民が支持をしていること。このあたりにヒントがありそうだ。
江坂急上昇にどんな理由があるのかを、All About「住みやすい街選び(関西)」ガイドの田中和彦さんに聞いてみた。関西の街のプロでも「なぜこれほど、江坂の順位が上がったのか不思議」という。田中さんに詳しく話を聞いてみると、江坂の人気の理由は、どうやらバランスのよさにあるようだ。
江坂は、大阪市内都心部と郊外ニュータウンの中間点に位置し、車(新御堂筋)でも地下鉄(御堂筋線)でも、都心と一直線で結ばれた交通アクセスの良さが最大のポイント。住宅地としては、自然豊かでもなく大型商業施設などもないが、スーパー、コンビニ、飲食店などの路面店が充実しており、会社員が仕事帰りにちょっと立ち寄るというにはちょうどよい「肩ひじ張らない街」なのだという。その「ちょうどよさ」が受けているのかもしれない。
【図1】住みたい街(駅)総合ランキング(関西・20代~40代編)出典:リクルート住まいカンパニー
男性は交通利便性、女性はおしゃれなブランドエリアを評価
次に男女別(20代~40代)で見ると、関東ほどの違いは見られないものの、同じトップ10の中でランキングに違いが出た。男性は都心部へのアクセス重視、女性はおしゃれで洗練されたブランドエリア重視の傾向が強い点は、関東と同様だ。
ただし、11位以降では「本町」(女性14位)(総合32位→20位)や「中津」(女性20位)(総合42位→25位)が女性の支持によって、ランキングを大きく上げている。田中さんによると、2013年春に開業した「グランフロント大阪」などの影響で、大阪市内の都心エリアが北方面に拡大する傾向にあり、「中津はその効果もあって、女性に人気があるのではないでしょうか」。また、「かつて本町は住宅地というイメージがありませんでしたが、徐々に住宅が増えてきていることの影響もあるかもしれません」。
いずれにせよ、関西では女性シングルのマンション購入が増えてきており、資産性の高い都心部が注目されているという背景もあるようだ。
一方、20代~40代ファミリーに限っては、男性(8位)女性(10位)とも「高槻市」が支持された。この点について田中さんは、「JR高槻と合わせて周辺に分譲住宅が増えてきたこと 、関西大学高槻ミューズキャンパスに初等部ができたことなど、話題性もあったので注目されたのではないでしょうか」という。
【図2】住みたい街(駅)男女別ランキング(関東・20代~40代編)。左が男性ランキング、右が女性ランキング 出典:リクルート住まいカンパニー
50代~60代では、落ち着いた街並みの住宅地が上位に
50代~60代では、ランキング1位に「夙川」が入った。2位に「西宮北口」、3位に「岡本」、4位に「梅田」と人気のある街が続くが、「岡本」のほかに「芦屋川」「宝塚」など自然が豊かな住宅地に人気が集まるのは、関東と同様の傾向だ。
男女別で顔ぶれに大きな差はないが、やはり男性は駅前の商業施設が充実した街(駅)を、女性はおしゃれな街(駅)を重視する傾向が見られた。
【図3】住みたい街(駅)男女別ランキング(関東・50代~60代編)。左が総合ランキング、中央が男性ランキング、右が女性ランキング。※20代~40代と比較して、5ランク以上アップした街(駅)をオレンジ地で表示 出典:リクルート住まいカンパニー
このほか、20代~40代編では、シングル、DINKS、ファミリーのライフステージ別や住みたい沿線ランキング、住みたい行政市区ランキングなども発表されている。
関西のランキング全体の印象を田中さんに聞いたところ、「ターミナル駅で便利な街が強い」一方で、「阪急神戸線沿線の人気が突出している」という。自然環境が豊か(西宮北口を除く)で、都心までのアクセスがよいことに加え、「阪急電鉄と西宮・芦屋・東灘といった山の手の雰囲気をもつエリアの組み合わせで人気が集まっているのではないでしょうか」。
ブランドエリアに憧れるのは東西とも同じだが、関西ではバランスのよい街と見られる江坂が上位に入るなど暮らしに密着した目線もあるようだ。住む街を選ぶことは、暮らし方を選ぶことにもなるので、ぜひ自分らしい暮らしのできる街を選んでほしい。
●リクルート住まいカンパニー「2014年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版」
20代~40代編
http://www.recruit-sumai.co.jp/press/2014/03/2014–2040–1.html
50代~60代編
http://www.recruit-sumai.co.jp/press/2014/03/2014–5060–1.html
みんなが選んだ「住みたい街ランキング」2014年 関西版を発表!
みんなが選んだ「住みたい街ランキング」2014年 関西版を発表!
みんなが選んだ「住みたい街ランキング」2014年 関西版を発表!
文: 山本 久美子
元記事:みんなが選んだ「住みたい街ランキング」2014年 関西版を発表!
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